スクラロースとは、1976年に開発された砂糖の約600倍の甘さをもつカロリーゼロ甘味料です。現在、カナダやオーストラリアを含む約80ヵ国で食品や飲料の原材料として使用されています。その安全性については、開発以来多くの研究が行われていますが、がんの発症や遺伝子の損傷、免疫系などに影響を及ぼすことはないと認められています。また、私たちの身体の中に取り込まれたスクラロースは体内に蓄積されることなく、すみやかに排出されます。スクラロースは安全性の高いカロリーゼロ甘味料であることが、多くの国で確認されています。


Sucralose(スクラロース)は、砂糖(ショ糖)の約600倍の甘さをもつカロリーゼロ甘味料です。1976年、ロンドン大学 クイーン・エリザベス・カレッジと製糖会社Tate & Lyle PLCとの共同研究で開発されました。スクラロースは、ショ糖の3つの水酸基(-OH)が3つの塩素原子(-Cl)で置換されることにより合成されます。スクラロースは食品・飲料の原材料に幅広く使用され、卓上甘味料としても使用されています。

安全性
スクラロースは、子どもや妊娠・授乳中の女性を含め、人に対して安全と考えられています。約80ヵ国(カナダ、オーストラリア、メキシコを含む)で、食品・飲料への使用が許可されています。スクラロースは1998年4月に米国食品医薬品庁(Food and Drug Administration:FDA)によって食品・飲料15品目への使用が認可され、1999年には一般向け甘味料として認可されました。他の低カロリーまたはカロリーゼロ甘味料と同様、スクラロースは糖尿病患者*にも適しています。

*糖尿病治療中に使用する場合は、主治医、薬剤師、栄養士にご相談ください。

スクラロースは、炭水化物の代謝や血糖値およびインスリン分泌に影響を与えないことがわかっています。スクラロースは誕生以来、20年にわたって安全性に関する試験が実施されています。がん、遺伝子の損傷、生殖・妊娠能力、先天性障害、免疫系、中枢神経系、代謝学的指標への影響を調べる目的で、100件以上の安全性試験が実施されたが、安全性に関する懸念は認められませんでした。

スクラロースの安全性は、多くの国の規制当局によって確認されています (FDA、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議 〈Joint FAO/WHO Expert Committee on Food Additives:JECFA〉、欧州委員会食品科学委員会(Scientific Committee for Food of the European Union:SCF)、カナダ保健省、オーストラリア/ニュージーランド食品安全局など)。

1日摂取許容量(ADI)
FDAは、成人・小児ともに、スクラロースのADIを体重1kgあたり5 mgと定めています。体重が68 kg(150 pound)の場合、スクラロース340mgを毎日摂り続けても、身体に影響はありません。米国でThe Coca-Cola Companyが販売するダイエット コカ・コーラのスクラロース含有量は、360mL(12 fl. oz)あたり60 mgにすぎません*。

*2012 年 5 月現在 (5 mg単位に四捨五入)

代謝
身体に摂取されたスクラロースの大半は分解されず、消化管を通過します。吸収されたわずかなスクラロースも代謝されず、速やかに尿中に排出され体内に蓄積されません。

詳細情報
詳細は下記参照のこと。
http://www.sucralose.org