水はすべて自然の恵み。その一滴をムダにしない工夫はないか、
使わずにすむ知恵はないか。
コカ・コーラシステムはいつだって水のよりよい使い方を探っている。飲む水だけじゃない、“使う水”も大切にしているのです。


容器を洗った水の90%は、真水に戻して再利用される。

ご存知でしょうか。清涼飲料の製品づくりでは、厳しい衛生基準を満たし、高い品質を守るために汲み上げられた工場の水はその大部分が、実のところ“中身”以外で使われています。

なかでもとくに多いのが容器を洗うための水。
これを再利用するためにコカ・コーラシステムの最先端の工場では、洗浄水をはじめとして工場で使われた水を、RO膜という特殊なフィルターに通して不純物を取り除き、真水に戻して再利用しています。

キレイな真水になった水はラインに戻り、もう一度洗浄水として活躍します。実に90%以上の水がこうして“職場復帰”を果たしているのです。何度もよみがえる工場の水は、スタッフにも負けない働き者なんですね。

2016年の製造における水使用量は1,911万m3、排水量は1,392万m3となりました。



コカ・コーラシステムの工場では、小さな節水もさかん。

お風呂の残り湯を洗濯に回す、
そういうご家庭も多いはず。もったいないですもんね。

コカ・コーラシステムの工場では、そんな「家庭の節水」に近いアイデアを工場の作業に導入しています。

たとえば工場の床掃除には、蛇口をひねらず、再利用の水を活用します。
パレットと呼ばれる製品を載せる台などの資材の掃除も同様です。

また、さまざまな機械に使う水を減らせないか、念入りな検証を地道に繰り返しています。

こうして日々の節水を積み重ねて、大きな節水効果に繋げようと日々努めています。



全工場が10年に削減した水量は、世界最大のタンカー12隻分以上

コカ・コーラシステムのそれぞれの工場では、大小に工夫を織り交ぜて、毎年コツコツ水の使用量を減らし続けています。
2016年には全国で約191億リットルだった使用量を、前年より4.5億リットル削減しました。また、水使用効率はこの10年間で36.9%改善しました。

コカ・コーラシステムが2016年までの10年間に削減した水量は、たとえば世界最大のタンカー「ノック・ネヴィス号」(載貨重量56万トン)に例えると12隻分の水量になります。



工場からひとこと

コカ・コーラウエストプロダクツ(株) えびの工場 杉島さん
容器を洗浄する水のうち、90%は真水に戻して再利用されますが、実は残りの10%もポンプの冷却水なんかに使います。結局どんな水も自然からお借りしたもの、僕らはそう思ってます。だから地下深くにたくさんあるからといって、易々とは使いません。最低限だけ。そして、その「最低限」を日々減らしていきたいと思ってます。