ハピネスのループ ストーリー/米国・英国でのホームステイ研修

「日本、世界へ震災体験を発信し、復興に向けて一歩一歩がんばっていきたい」

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支援をする

被災3県の高校生・中学生に、2012 年からホームステイ研修を提供。

東北の若者たちの夢を応援したい――。コカ・コーラ 復興支援基金は、2012年から岩手県・宮城県・福島県の高校生・中学生を対象とした、米国・英国での夏休みのホームステイ研修を支援してきました。震災を経験した若者たちに、異文化体験や同じ経験をした同世代の仲間との交流を通じて、グローバルな視野を身につけ、将来につながる夢を持つ、きっかけを提供したいという想いからです。
可能性に出会える

「語り部として、自分の震災体験を、そして感謝を伝えたい」

故郷の南三陸町で被災した田畑祐梨さんは、高校2年生の終わり頃、「TOMODACHIサマー コカ・コーラ ホームステイ研修プログラム」の応募案内を目にしたことが契機となり、震災体験を語り継ぐ“語り部”の団体を立ち上げました。応募エッセイを考える中、復興が進んでいない町を憂い、おしゃべり好きな自分ができることをしようと思い立ったのがきっかけでした。エッセイに「語り部として自分の体験を、そして感謝を伝えたい」と書いて、“語学研修などで得たことを語り部に活かしたい”との想いで米国バーモント州バーリントンへ。「ホストファミリーとはお互いの文化や言葉を教え合うことで、コミュニケーション力や共感力、その他多くの大切な学びを得ました」と大きな手応えをつかんだ田畑さん。4,000人以上に自らの言葉で被災体験を伝えてきた今、「若者の視点で、日本、そして世界に東北の状況を発信し、復興に向けて一歩一歩がんばっていきたい」との思いを胸に大学に進学。同世代の仲間を巻き込んだ、新たなプロジェクトにもまい進しています。
共感しともに進む

ホームステイを通じて得た知と経験は、これからの人生を 強く支えるものになる。

こうした研修プログラムは、参加した学生だけではなく、引率した先生方にも新たな想いを生み出しています。被災地以外から参加した山口県立山口高等学校の岡村恵子先生は、「生徒たちの心の復興を支える、良き出会いに満ちた素晴らしいプログラム。ホームステイで被災の体験談に心を痛め、涙を流す人と出会えたことが、生徒たちの心に多くのものを残したはず。ここで得た知と経験は、これからの人生を強く支えるものになる」と確信を持って話します。2014年に引率した岩手県立大東高等学校の赤﨑俊枝先生は、「日本国内でもどんどんニュースが減ってくる中、米国の人たちと自分の震災体験を共有することで、“忘れられていない”という安心感を持つことができたのは大きい。もうひとつは、3年経った今だからこそ言葉にできる想いを、じっくり英語にして伝えられたこと。これは、将来につながる大きな経験になっていると思う。私ももっと学びたい、勉強しなければと強く思いました」と語っていました。
私たちは、卒業生たちの今後の活躍を、ずっと見守っていきたいと思っています。

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高校生・中学生対象ホームステイ 米国・英国でのホームステイ研修

岩手・宮城・福島の高校生・中学生を対象に、グローバルな視野を持つ人材の育成および教育支援の一環として、海外でのホームステイ研修プログラムを提供。
TOMODACHI サマー 2012 60人
TOMODACHI サマー 2013 119人
TOMODACHI サマー 2014 60人
英国ホームステイ研修プログラム 18人