2011年度みちのくコカ・コーラボトリング 水生いきものについて学習しよう in 豊沢川

みちのくコカ・コーラボトリング株式会社では、10月29日、岩手県花巻市で、「森に学ぼう」プロジェクト「水生いきものについて学習しよう in 豊沢川」を開催しました。秋晴れに恵まれた当日、参加する子どもたちは花巻市立太田小学校に集合。全員そろったところで、さっそく、近くを流れる豊沢川の河川敷(かせんじき)に歩いて移動しました。

現地でインストラクターから説明を受けてから豊沢川の水生生物調査を行いました。

終了後は小学校横の公民館に移動し、ダンボール工作にチャレンジ。参加した子どもたちは、紙が木からできていることやリサイクルの重要性、木を育てることが水源維持につながることを学習しました。

活動実施日
2011年10月29日(土)

プログラム内容

2011年度みちのくコカ・コーラボトリング 水生いきものについて学習しよう in 豊沢川 01-「ガサガサにチャレンジ!」

「ガサガサにチャレンジ!」
自分たちが住んでいる町の川に、どんな生き物が生息しているかを調査。事前に水辺の達人から説明を受け、網を片手に川の中へ。下流側に網をセットし、上流 側の石をひっくり返したり、水草のあたりを足で踏む。通称、「ガサガサ」を行うとビックリ。カジカやドジョウ、ミズカマキリ、カワゲラといった生き物が網 の中に入っている!
2011年度みちのくコカ・コーラボトリング 水生いきものについて学習しよう in 豊沢川 02-「水辺の生き物を観察」

「水辺の生き物を観察」
捕まえた生き物は透明なパッドに入れて、みんなで観察。魚の名前や、捕まえた虫が何に成長するのかを水辺の達人に教えてもらい、子どもたちは興味しんしん。また、きれいな川にしか生き物が生息しないことも学び、自然を守ることの重要性を再認識した。
2011年度みちのくコカ・コーラボトリング 水生いきものについて学習しよう in 豊沢川 03-「ダンボール工作」

「ダンボール工作」
ダンボールの工作キットで帆船(はんせん)づくりにチャレンジ。ダンボールは木から作られることを学びつつ、紙をリサイクルすることで必要以上に木を伐採しなくてすむことも知る。
2011年度みちのくコカ・コーラボトリング 水生いきものについて学習しよう in 豊沢川 04-「地産地消」

「地産地消」
プログラム終了後に、岩手県内の食材で作られた「芋(いも)の子汁(じる)」や「おにぎり」をいただく。

みちのくコカ・コーラボトリング「森まな」リーダーインタビュー
2011年度みちのくコカ・コーラボトリング 水生いきものについて学習しよう in 豊沢川 01-みちのくコカ・コーラボトリング 村松さん

みちのくコカ・コーラボトリング 村松さん
2011年度みちのくコカ・コーラボトリング 水生いきものについて学習しよう in 豊沢川 02

2011年度みちのくコカ・コーラボトリング 水生いきものについて学習しよう in 豊沢川 03-メインの活動場所は、みちのくコカ・コーラプロダクツ(株)花巻工場の水源である豊沢川河川敷。

メインの活動場所は、みちのくコカ・コーラプロダクツ(株)花巻工場の水源である豊沢川河川敷。
2011年度みちのくコカ・コーラボトリング 水生いきものについて学習しよう in 豊沢川 04-豊沢川の下流で捕まえた「南部鼻曲がり鮭」を披露するサプライズもあり、子どもたちは大はしゃぎ。

豊沢川の下流で捕まえた「南部鼻曲がり鮭」を披露するサプライズもあり、子どもたちは大はしゃぎ。


Q:今回のプログラムの目的、意義は何ですか?

A:子どもたちが身近な地域の自然の中で、どのような生物が住んでいるのかを学び、環境の大切さを知ってもらうことを目的として実施いたしました。
今回は、みちのくコカ・コーラプロダクツの花巻工場の水源である豊沢川河川敷で活動することにより、環境に配慮した排水管理で生物が多く住む水環境を保っていることを紹介しております。

Q:体験プログラムとして水生生物調査とダンボール工作を取り上げたねらいは何ですか

A:清涼飲料の販売会社である当社では、清涼飲料をお客さまのもとへ届けるために水と箱(はこ)が必要となります。今回、川の生物を調査することで「水」の大切さを、また、ダンボールを用いた工作をすることで、「森(木)」から紙を作ることとリサイクルについて総合的に学ぶことをねらいとしました。
水生生物調査では、川の達人である漁業組合の方々が豊沢川の下流で捕まえた「南部鼻曲がり鮭」を披露するサプライズもあり、子供たちは目を輝かせて大物の鮭を抱いたり、触ったりしていました。
ダンボール工作では、お父さんよりも早く完成させる子どももいて、会場は和やかな雰囲気でした。保護者と子どもが一緒になって作業することで、コミュニケーションも図れたのではないかと思います。
ちなみに、昼食は、岩手県内で収穫した農作物を使った「芋の子汁」と「おにぎり」を提供しました。まさに『地産地消』です。

Q:今回のプログラムを通して、参加者に一番伝えたかったこと、感じてほしかったことは何ですか?

 A:豊沢川には、毎年、鮭が産卵のため100キロ以上離れた下流からさかのぼってきます。また、郷土にカワゲラやカゲロウ、ヘビトンボの幼虫などが住むことのできる清流があることを感じてもらい、この環境をみんなで保護していくことを楽しみながら学んでほしいと思っています。

Q:イベントを終えた今の気持ち、感想を聞かせてください。

A:今年は、3月に東日本大震災が起こり、当社エリアも被害を受けたため、当初、「森に学ぼう」プロジェクトの開催が危ぶまれました。しかし、豊沢川土地 改良区および豊沢川漁業組合の協力のもと実施することができ、感謝しております。当日は晴天にも恵まれ、生き物たちが震災前と変わらずにこの川に生息して いることにも驚きました。
イベントの最後に、私が「今日はたのしかったですか?」と問いかけると全員が手を挙げてくれました。本当にうれしかったです。
大きな震災があった2011年だからこそ、未来の担う子供たちには今回のプロジェクトを通して、郷土を愛する気持ちを今までに以上に強く持ち続けてもらいたいです。

Q:青森、秋田、岩手ではほかにどのような自然保護につながる活動をされているのですか?

A:当社では、2007年に大平山自然学習センター(秋田県)で、2008年には白神山地(青森県)で「森に学ぼう」を開催しております。
また、みちのくコカ・コーラプロダクツでは、花巻、青森、秋田に工場があり、それぞれ水源となる河川があります。今回は、花巻工場で開催しましたが、来年以降は、他の2工場でも環境活動を行っていきたいと考えております。

A:「人が自然と共存して生きていること」です。昔の人は生活のために山に入って、山菜やきのこなどを採り、また狩猟などで食料を調達してきました。家も森の木で作りましたし、調理や暖房でも森からとってきた薪(まき)を燃やしました。昔の人の暮らしは山の恵みで成り立っていたのです。しかし今、私たちの暮らしは森とのつながりが薄れ、人は山に入る目的もなくなりました。だからこそ、山が荒れてきたことを伝え、次の世代のために、森に手を加え森を育てることが必要であることを伝えたいと思っています。私たちコカ・コーラシステムも森の水で飲料を作っています。森とのつながりが見えにくくなってはいますが、私たちの暮らしに水、そして森がとても大事であることは変わっていないのです。

Q:東北には豊かな自然が残っているエリアがたくさんあります。この環境を守るために、これから何が求められていると思われますか?

A:自然を守ること、その大切さを次世代を担う子どもたちに伝えることは非常に重要で、民間企業が単独で実行するには難しい面もあります。今は、県や市町村など行政が主催するプログラムも増えましたから、そういうプログラムと協働で取り組むほうが、効果的な活動が実行できるのではないかと考えています。今回のイベントは、その観点から、奥州市水沢区が主催する「みずさわエコキッズ」やNPO法人 古代の流れ源流「網代滝」を守る会と協力して実現しました。


●過去の活動レポート
【2015年度】
岩手県01
岩手県02

【2014年度】
岩手県01
岩手県02

【2012年度】
岩手県

【2011年度】
岩手県

【2010年度】
岩手県

【2009年度】
活動レポート

【2008年度】
活動レポート

【2007年度】
活動レポート

【2006年度】
活動レポート

●ウェブ写真集
【2011年度】
岩手県

【2010年度】
岩手県