2014 FIFAワールドカップ™の開催国のブラジルについて、
知っていることはありますか?
「サンバ」に「サッカー」、「コーヒー」? いえいえ、それだけじゃありません。
日本の23倍の広さを誇るブラジルの魅力は、もっともっと幅が広く、奥が深いもの。
Coca-Cola Journey』と『ブラジル・カルチャー図鑑』の
共著者・麻生雅人さんと山本綾子さんとがタッグを組み、
FIFAワールドカップ™の公式スポンサーであるコカ・コーラ社ならではの、
「トリビア=豆知識」をご紹介します。


文・トリビア選=平井莉生
写真=東リカ(トリビア4、5は除く)
監修=麻生雅人、山本綾子


[トリビア1]

ブラジルの“太郎”と“花子”は、“ジョゼー”と“マリア”。

[解説]
信用調査会社が2011年に発表した調査によると、ブラジルで1番多い名前はマリア(女子)、2番目がジョゼー(男子)でした。それを裏付けるように1942年にディズニー映画に登場したブラジル生まれのオウム、ゼー・カリオカのゼーも、ジョゼーの略称です。ただし、どちらも古風な名前。では、今どきは!? というと、子育て情報サイトの2013年のランキングによると、女子はアリッシ、ソフィア、ベアトリス。男子はミゲウ、アルトゥール、エンゾが人気上位ネームでした。


[トリビア2]

サンパウロ市生まれの人を「パウリスターノ」、リオ市生まれの人を「カリオカ」と呼ぶ

[解説]
ボサノヴァの名曲に『彼女はカリオカ』という歌がありますが「カリオカ」とは、リオデジャネイロ市生まれの人やモノを指す言葉。つまりこの場合は、リオっ子という意味。ブラジルには、各都市でその土地生まれの人やモノを指す呼び方があります。サンパウロ市なら「パウリスターノ」。しかし、範囲を州に広げると別の呼び方になります。リオデジャネイロ州は「フルミネンシ」、サンパウロ州は「パウリスタ」です。


[トリビア3]

ブラジルでは金髪・長髪がモテる。

[解説]
ブラジルの若い女性は揃って、髪を長くのばし、ストレートパーマをかけ、女性らしさを全面的にアピールします。そのロングヘアーが金髪であればなおよしで、ドイツ系やイタリア系の子孫が多い南部には白い肌の金髪女性が多く、ブラジル代表のエース、ネイマールの恋人だと噂されるガブリエラ・レンジなど世界で活躍するトップモデルを数多く輩出している地域でもあります。とはいっても、アフリカ系、先住民系との混血の多いブラジルは、黒髪も多く、実は生粋の金髪はごくわずか。最近の統計では、ブラジル人女性の3~4割は金髪ですが、天然の金髪はそのうち3分の1もいないと言われています。
The Trivia of“Brasil” 30.
——あっと驚くブラジルのトリビアたち(前編)
これぞ典型的なブラジルのモテ女


[トリビア4]

オリンダ市の名前の由来は、だじゃれ「オー!リンダ!(なんて美しい!)」である。

[解説]
ペルナンブッコ州にあるオリンダ市は16世紀につくられた歴史ある街。石畳と色とりどりのコロニアル建築が並ぶ歴史地区はユネスコに文化遺産として登録されています。当時、土地を統治するためにポルトガルから派遣された貴族ドゥアルチ・コエーリョが自然の景観に感動して「街をつくるのにここは“おー、なんて美しい(オー、リンダ)”環境だ」と言ったことから、オリンダという街の名がつけられたと言われています。
The Trivia of“Brasil” 30.
——あっと驚くブラジルのトリビアたち(前編)

The Trivia of“Brasil” 30.
——あっと驚くブラジルのトリビアたち(前編)
オリンダ市にはカラフルにペイントされたコロニアル建築が建ち並んでいる