文=コカ・コーラ ジャーニー編集部


■ コカ・コーラ」トラックはクリスマスの風物詩

きらめく照明で飾られた「コカ・コーラ」仕様のトラックが続々と雪景色の中を進んでいく……。そんな光景が映し出されたテレビCMを見ると、ホリデーシーズンが到来したことを実感しますね。英国では、トラックが実際に各都市を巡回する「クリスマス・トラック・ツアー」も開催中です。

「クリスマス・キャラバン」と呼ばれるトラックの行列がテレビCMに初めて登場したのは今から20年前、1995年のことです。現在ではすっかりクリスマスの風物詩となっている、このトラックの歴史を振り返ってみましょう。


1995年:トラックが広告に初登場

「クリスマス・キャラバン」として知られる照明付きのトラックの映像は、広告代理店W. B. Donerによってホリデーシーズンの広告キャンペーンの一環として制作されました。Industrial Light & Magic(映画『スター・ウォーズ』シリーズを手掛けたことで世界的に知られる会社)が映像の特殊効果を担当し、幻想的なシーンをより魅力的なものにしました。

トラックの側面を飾る絵は、数々の「コカ・コーラ」の広告を通して現代のサンタクロースのイメージ(白いヒゲと赤い衣装のサンタ)を確立させた画家、ハッドン・サンドブロムによるものです。CMの終盤、絵の中のサンタがクリスマスを祝って「コカ・コーラ」ボトルで乾杯するシーンが見どころとなっています。


1996年:新しいパッケージを紹介

「クリスマス・キャラバン」が登場したCMでは、「コカ・コーラ」の新しいクリスマスシーズン限定パッケージ「サンタ・パック」が紹介されました。おなじみサンドブロムによるサンタの絵が印刷された「サンタ・パック」は、米国、英国、オーストラリア、香港、南アフリカ、シンガポール、フィリピンで販売されています。


1998年:広告を世界的に展開

「クリスマス・キャラバン」のCM第3弾は、100以上の国で放映され、何億人もの視聴者の目にふれました。これは歴史上、コカ・コーラ社が最も広範囲に展開した広告の一つとなっています。


1999年:さらなる進化を遂げる

この年のCM、通称「ジャーニー」は雪降るカナダのバンクーバーで撮影されました。撮影に使われたトラックは3台ですが、CGによって何十台もトラックが連なる壮大な映像に仕上がっています。キャストは総勢40人でした。

このCMでは、家の中でクリスマスの絵本を一緒に読んでいる少年とおじいちゃんが登場します。ページの中のトラックが突然絵本を飛び出して、二人を「クリスマス・キャラバン」の旅に連れ出すのです。