■「涙が出そうになりました」

奥武山公園に戻ってきた二人に、話を聞いた。
──お疲れさまでした!
福里)「キツかったー! ホントにキツかったです」
──でも、ピンピンしているように見えますよ。
長山)「いやいや、全然、そんなことないです(笑)」
福里)「私は左足が……。やっぱり体が痛くて、何度も涙が出そうになりました」
長山)「泣いてもいいんだよ」
福里)「痛みに耐えようとしたら、もっと涙が出そうに(笑)」
──42.195キロのうち、どのあたりがキツかったですか?
長山)「風が強くて、20キロ付近から大変でした。そのあたりを過ぎてからは、どこで歩こうかと考えていたくらい」
目指せ! 歓喜のゴール!
「COKE 沖縄」、NAHAマラソン挑戦記。

完走した長山さんの足はパンパンだった
福里)「私は残り5キロ。ホントに涙が出そうで……」
──タイム的には?
長山)「僕はもう、4時間を切れなかったので、宣言どおり引退です(笑)。申し訳ありません。せっかく、みなさんが取材のために遠路はるばる来てくださったのに」
福里)「私は、目標の4時間台でゴールしたので良かったです。でも、私も『もう引退だ!』と思いながら残り5キロを走っていました(笑)」

■達成感があるから頑張れる。それが、マラソン

──今回のマラソンを自己採点してください。
長山)「32点です……。まだ、フルマラソンをナメていました。リベンジ? 今はもう、『引退』の2文字しか頭にありません(笑)」
福里)「私は……100点です」
長山)「オイ!」
福里)「だから、私も引退です(笑)」
長山)「俺だって、100点で引退したい!」
──では、改めて、“走ることの魅力”を教えてください。
長山)「やっぱり、達成感ですよね。タイムはいろいろありますけど、応援してくれる人もいるし、頑張ろうと思えるし、ゴールすれば特別な達成感があると思います。32点とはいえ(笑)」
福里)「私も同じ。達成感です。やり切ることで自分の自信にもなる。中間地点を過ぎてからは、5キロごとを目標にして走っているんです。仕事と同じで、少しずつ目の前の目標をクリアしながら、大きな達成感を得る。その経験が、本当に最高なんです」
長山)「良いこと言うなあ(笑)」
目指せ! 歓喜のゴール!
「COKE 沖縄」、NAHAマラソン挑戦記。

完走者には、大会事務局から記念のメダルが贈呈される
──ちなみに、沿道で、「コカ・コーラ頑張れ!」と言われました?
福里)「あ、それはなかったですね……。ということは、まだまだなのかな……」
長山)「そうだな……。ということは、来年も……」
──じゃあ、福里さんは100点、長山さんは32点で一度引退するとして、また来年、改めて再結成しますか?
長山)「ら、来週から始動します!(笑)」