■「チームには強い絆がありました」

最後に、このチームを陰で支え、本番にはドリンク提供のボランティアとして参加していたトレードマーケティング部戦略企画課の祝嶺光しゅくみね・ひかる)さんに話を聞いた。
目指せ! 歓喜のゴール!
「COKE 沖縄」、NAHAマラソン挑戦記。

祝嶺光さん。縁の下の力持ちだ
「みんな、想像を絶するようなつらい思いをして走ってきたと思うので、まずは純粋に、仲間として『すごいな』と思います。私は公園内のブースにドリンクを提供したり、『アクエリアス』のボードを背景にした写真撮影の案内などをしていました。仕事としては、大会を通じて『コカ・コーラ』をPRすること。実は、疲れた体には『コカ・コーラ』などの清涼飲料がすごくいいんですよ。走り終わったみなさんに『お疲れさまでした』と声を掛けながら、ドリンクを配りました」
祝嶺さんは、チームの活動をまとめる窓口としても活躍した。つまり、“引退騒動”が持ち上がっているチームを存続させる上でのキーマンでもある。
「大丈夫です。もちろん存続させます(笑)。チームにはしっかりとした絆がありますし、そう簡単には壊れません。私から見れば、みんな100点。『頑張ろうね!』と励まし合いながらやって来ましたし、このチームの活動は、社内のコミュニケーションツールとしてもすごく大切なんです。この絆をより強固にしながら、これからも、沖縄コカ・コーラボトリングとしてNAHAマラソンをサポートしていきたいと思います」

■「COKE 沖縄」の挑戦は、これからも続く

ところで──。
気になるのは、完走した人のリストに、“あの人”の名前があるかどうかである。
ずばり結果をお伝えすると、“出たがり”のムードメーカーである崎濱さんは、「フルマラソンの向こう側」を見ることができなかった。
しかし、それもまた、来年以降の彼らの絆を強固にするポジティブな要素となってしまいそうだから、崎濱さんの言うとおり、やはりフルマラソンは奥が深い。NAHAマラソンを舞台とする「COKE 沖縄」の挑戦は、真剣に、しかしどこかユーモラスに、これから先もずっと続きそうだ。
最終的に、「COKE沖縄」の12名のランナーのうち完走したのは6名、完走率は、50%だった。
(おわり)