文=コカ・コーラ ジャーニー編集部


■7万本ものボトルでできた巨大な作品

コカ・コーラ」が発売開始から100周年を迎えた1986年、コカ・コーラ エンボノールというチリのボトラー社が、砂丘の斜面に巨大な「コカ・コーラ」ロゴを描きました。7万本の空の「コカ・コーラ」ボトルを用いてつくられたこの作品は、「世界最大の『コカ・コーラ』ロゴ」としてギネスブックに登録されています。
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宇宙から見える世界最大の「コカ・コーラ」ロゴ


世界最大の「コカ・コーラ」ロゴは、コカ・コーラ エンボノール社のボトリング(瓶詰め)工場があるアリカ市近郊にあり、大きさは縦37メートル、横はサッカーのフィールド幅よりも長い122メートルで、なんと宇宙からも見ることができるそうです。

この壮大なスケールの「コカ・コーラ」ロゴを完成させるには、大変な労力を要しました。まずコカ・コーラ エンボノール社の全社員が8つのチームに分けられ、ロゴを構成する8文字が一つずつ割り当てられました。各チームはボトルをしっかり地面に固定しながら、ガラスが光を反射するように、1本ずつ丁寧に埋め込んでいきました。
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そして、激しく照りつける太陽の下で根気強く作業を続けた結果、あと1本で「コカ・コーラ」ロゴが完成というところまでこぎつけました。盛大なファンファーレが鳴り響く中、当時ボトラー社の従業員だったミゲル・フュエンテス・ザガルが最後の1本を設置しました。このようにして世界最大の「コカ・コーラ」ロゴはつくられたのです。


■それは、世代を超えたチームワークの証

それから25年後の2011年。「コカ・コーラ」が発売125周年を迎えるにあたり、コカ・コーラ エンボノール社は「コカ・コーラ」ロゴの全面的な補修とクリーニング、そしてロゴの下に記された数字を「100」から「125」に書き換える作業を実施しました。このとき、もう一人のミゲルが、「コカ・コーラ」ロゴを生まれ変わらせるという大役を果たしました。もう一人のミゲルとは、ザガルの息子であるミゲル・フュエンテス・マルティネス。彼が、リニューアルされたロゴを完成させたのです。

コカ・コーラ」ロゴのリニューアル作業に携わった従業員は100人で、そのうちの16人は25年前に最初のロゴを描く作業にも参加していました。
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宇宙から見える世界最大の「コカ・コーラ」ロゴ


コカ・コーラ エンボノール社のアリカ工場でジェネラルマネジャーを務めるイゴール・アルカヤガ・モランは、この大がかりなプロジェクトの成功は社員たちのチームワークの賜物だと考えています。「チームワークは、コカ・コーラ社の企業価値の根幹をなすものです。私たちはそのチームワークを発揮したことで、新しいロゴも完成させることができたのです」と彼は語っています。