爽健美茶」のセレブリティを務めて丸1年。
新しいTVCMでも明るい表情を見せている土屋太鳳さん。
ドラマに映画にと忙しい日々の中で、彼女は、
その爽やかさと健やかさと美しさをどのようにキープしているのでしょうか。
実践している健康法からストレス発散方法まで、
彼女の爽・健・美の秘密をうかがってきました。

文=森綾
写真=丸尾和穂

 

■毎朝毎晩ランニングをしています

──ドラマに映画にCM。さらには、3歳から続けている日本舞踊とクラシックバレエに、高校から続けている創作ダンス。公私にわたってお忙しい日常生活を送られていることと思いますが、心と体を健やかに保ち続けるために気をつけていらっしゃることはありますか。

土屋 スケジュールが詰まっていて自分の時間がないときや、撮影などで緊張状態が続いているときほど、食事を丁寧に、幸せを感じながらいただくようにしています。仕事柄、お弁当のことも多いので、何をいただくかにこだわるのではなく、一つひとつのおかずを「おいしい! おいしい!」と味わって食べるようにしています。体は食べるものでできていますから、「おいしい!」と感じることは、幸せをもらっていることになるのではないでしょうか。

「爽健美茶」新CM出演中の“彼女”が魅力ありすぎ! 土屋太鳳さんの爽やかさと健やかさと美しさの秘密

──心と体がいい感じでつながっているのですね。それでもストレスが溜まってしまったときは、どうしていますか。

土屋 自分の時間がないときは、やっぱりストレスが溜まってしまいますよね。でも、そのようなときでも、毎朝毎晩ランニングをするようにはしています。ランニングのラスト50mには、「よーい、ハイッ!」と自分で掛け声をかけて、わーっとダッシュするんです。ストレス発散にもなりますし、演技が煮詰まったときに気持ちを切り替える練習にもなります。

──ご自身で考えられた?

土屋 はい。朝の連続テレビ小説『まれ』に出演していたときに考えた方法です。日常生活のシーンを撮っているときに、ふっと素の自分に戻ってしまうことがあったんですが、それを避けるためには、“気持ちを切り替えて集中力をキープする方法が必要だ”と考え、編み出しました。もちろん、心拍数が上がることで代謝も上がりますし、筋肉量が増えるのもちょっと期待してます。

──気持ちの持ちようは、どのような感じなんですか。

土屋 忙しい時期は、「この忙しさがずっと続くことはないから、今できることを大事にしよう」という気持ちでいます。

──そういう土屋さんのリアルな日常が、ブログを読んでいても伝わってきます。

土屋 ブログは結構、真面目に書いているんで、たくさんの方に読んでいただけるのは、とてもありがたいです。日常のできごとって、「絶対に忘れない」と思っていても、忘れてしまったりしますよね。だからそうならないように、仮に誰かにいい言葉を教えてもらったなら、私はなぜその言葉をいいなあと思ったのか、どういうところに響いたのか、そういう繊細な部分まで書き残しておくようにしています。そうすれば、自分が何かで苦しくなったり、道に迷ったりすることがあっても、自分だけの気持ちに負けずにいられそうな気がするから。もちろん、人に「苦しい」とか「疲れた」ということを伝えて、助けを求めることも、ときには必要だとは思います。でも、安易に自分に負けたくはない。

 

■「秘密」を持った女優でありたい

──ダンスはいつ頃から続けていらっしゃるのですか。

土屋 3歳からクラシックバレエと日本舞踊を始め、週に1回レッスンに通っていました。高校のときにコンテンポラリーダンス部に所属してモダンダンスを始めたことが、今の仕事につながったのだと思います。

──ダンスと女優業。どんなふうにつながっているのでしょう。

土屋 踊ることも演じることも、その本質は、体の声を聞いて心を表現するということにあります。ですから、自分に嘘はつけません。「こう動いたら伝わるかな」「こう表現したら伝わるかな」と常に考えています。自分のタイミングでバランスよく体を動かすことは難しいことなのですが、意識的に動くこと、踊ることを忘れないようにしようと思っています。

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──体を動かすことが苦手な人は多いと思うのですが、そのような人に何かアドバイスするとしたら?

土屋 体を動かすのが苦手な人は、動かすこと自体が嫌いなんだろうなあと思うんです。そのような人におすすめしたいのは、楽しそうに動いている人の映像を見ること。これは、イメージトレーニングに近いのですが、実際に人間は、楽しそうに踊っている人の映像を見ると、筋肉が動こうとするそうです。映像を見て、「これ、できるかもしれない」と思ったところで、ちょっと動いてみると、好きになれるかもしれません。

──土屋さんはどんな映像をご覧になることが多いですか。

土屋 ダンスが上手い人の映像を見ます。ピナ・バウシュさん(*ドイツのコンテンポラリーダンスの振付家)とか、見入ってしまいますね。あえてつま先をくいっと曲げるとか、右手を思いきり折り曲げるとか、「えーっ、そんな動き、私にできるかな」と思ってしまうくらいのインパクトのある動作を見たときには、真似したりしています。ピナ・バウシュさんの「まさか」という違和感のある美しさ、思わず2度見してしまうような意外な動きに心が揺さぶられます。

──今回の「爽健美茶」の映像では、どんな土屋さんが見られるのでしょう。

土屋 監督から、最初は「妖精のように走ってください」と言われていたのですが、最後は「(サザエさんの)タラちゃんのように走ってください」という風に指示が変わっていました(笑)。すごく考え方が伸びやかで自由な方なので、のんびりゆったり撮影ができました。「爽健美茶」の持つやさしさ、ふわっとした感じを意識して、葉っぱが春に向かって広がっていくようなイメージで動きました。「あなたのために植物の恵みをもっと」というセリフがあるので、それが伝わるようにと意識していました。

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──日頃から「爽健美茶」をよく飲まれているようですね。

土屋 はい! ドラマの撮影現場にも差し入れているのですが、みんな大好きですよ。現場のケータリングやお弁当などは油っぽい食べ物が多いときもありますが、味でも健康面でも「爽健美茶」にきゅっと助けてもらっている気がしています。「おいしかったお!」「うるおったお!」と、普段から言ってます(笑)。

──これから、どんな女優になろうとお考えですか。

土屋 「挑戦すること」と「秘密を持つこと」を大事にする女優でありたいです。「挑戦」で言うと、自分に「この役ができるかな」「このダンスできるかな」と、躊躇してしまうようなハードルにどんどんチャレンジしていきたいと思います。昨年末の『NHK紅白歌合戦』では、「言えないよ」を歌う郷ひろみさんのステージにダンスで参加させてもらいましたが、あれは、大きな挑戦でした。お話をいただいたのが12月中旬で、ちょうど大学の卒業公演の練習と重なってしまったんですよ。大学で21時まで練習して、家に帰ってからも練習をして、2時に寝てまた早起きして……という生活でした。でも、こんな機会は一生のうちに一度あるかどうかだから、どうしても両方のステージに立とうと頑張りました。

──次に、「秘密」について。

土屋 嘘をつくとか、人に隠れて何かをするということではなくて、自分の中に何か「秘密」を持っていたいんです。たとえば、何かをひっそり学ぶとか。そういうふうに自分の中にスパイスを持つことで、人として女優としての魅力が深まるのではないかと思うのです。

「爽健美茶」新CM出演中の“彼女”が魅力ありすぎ! 土屋太鳳さんの爽やかさと健やかさと美しさの秘密

つちや・たお / 1995年生まれ。2008年『トウキョウソナタ』でスクリーンデビュー。15年にNHK連続テレビ小説『まれ』に主演し、注目を集める。ヒロインを務める映画『PとJK』が公開中。17年は他に、『兄に愛されすぎて困ってます』(6月)、『トリガール!』(9月)、『8年越しの花嫁』(12月)が公開予定。