■ フィンランド:「サンタクロースの本場」の聖なる日は取り締まり強化の日

フィンランドは、まさにクリスマスのためにあるような国です。フィンランド北部のラップランドはトナカイの生息地で、サンタクロースの原型とも言われる「ヨールプッキ」(ヒゲをはやした神話の登場人物)の故郷とされています。
驚きの風習がいっぱい!
世界各国クリスマス事情

しかし、クリスマスイヴに用意されているのは、ご馳走や美しい雪景色やソリ遊びなどのお楽しみばかりではありません。毎年この日の正午になると、「クリスマスの平和宣言」がフィンランド南部の公式行事の中で読み上げられるのです。
この「平和宣言」のルーツは13世紀にまで遡り、時代に応じて多少修正されてはいるものの、その断固としたメッセージは驚くほど変わっていません。祝日の平穏を妨害するようないかなる迷惑行為も、「通常以上に厳しい取り締まりの対象となり、すべての行為が個別に、法令に従って罰される」と人々に念押ししているのです。
つまり、フィンランドのクリスマスにはフーリガンお断り、ということですね。
フィンランド語でクリスマスのお祝いの言葉は「Hyvää Joulua.(フヴァー・ヨールア)」と言います。

■ フランス:オシャレをしてクリスマスを迎えよう

フランスには、クリスマスイヴの夜から25日の午前0時まで寝ずに過ごす「レヴェイヨン」という風習があります。
パリをはじめ複数の都市に展開する料理学校 Seasonal School of Culinary Artsスージー・セグレ校長が、その様子のことを次のように語ってくれました。「レヴェイヨンでは、友人たちと一緒にマルチコースの正式なディナーを楽しむのが一般的です。ホームパーティーであっても、みなで精一杯おめかしして、家じゅうでいちばん良い食器を出して、キャンドルをたくさん並べます」。
フランス語で「メリークリスマス」は「Joyeux Noel.ジョイユ・ノエル)」と言います。