[トリビア4]

世界最古の自動販売機は、紀元前215年頃の古代エジプトにあった。

[解説]

…エジプト、アレクサンドリアの神殿に置かれた聖水の販売機が、世界最古の自動販売機といわれています。てこの原理を応用し、5ドラクマ硬貨の重みで内部の受け皿が傾き、それが元に戻るまでの間蛇口から水が出るという仕組みでした。現物は残っていませんが、文献に残した人がいました。アレクサンドリアのヘロンが、著書『気体装置(Pneumatika)』のなかで記しています。
※出典/『自動販売機の文化史』集英社新書 鷲巣力・著 P22~
『飲料自動販売機技術発展の系統化調査』 樋口義弘・著
http://sts.kahaku.go.jp/diversity/document/system/pdf/026.pdf
および、『清涼飲料水なるほどBOOK』、Wikipedia「自動販売機」の項

あっと驚く「自動販売機」のトリビア30
The Trivia of Vending Machine 30
世界最古の自動販売機(冊子より抜粋)

[トリビア5]

現存する世界最古の自動販売機の名前は「正直箱」である。

[解説]

…現存しているもので最古の自動販売機といわれるものは、1615年頃、イギリスの旅館経営者が考え出した嗅ぎたばこの販売機でした。これは、真鍮でつくられた小ぶりの箱で、旅館や居酒屋に置かれていました。上部の穴から硬貨を入れるとその衝撃で蓋が開くので、利用者は箱の中の嗅ぎたばこを手で取り出し、蓋を同じく手で閉めるという仕組み。取ろうと思えば、多く取ることも可能な仕組みであるため、「正直箱」(Honour box)と名付けられたと考えられます。
※出典/『自動販売機の文化史』集英社新書 鷲巣力・著 P27~
『飲料自動販売機技術発展の系統化調査』 樋口義弘・著
http://sts.kahaku.go.jp/diversity/document/system/pdf/026.pdf

あっと驚く「自動販売機」のトリビア30
The Trivia of Vending Machine 30
現存する最古の自動販売機。嗅ぎたばこが買える
(冊子より抜粋)

[トリビア6]

特許を取得した最初の自動販売機は切手の自販機だ。

[解説]

…1857年のイギリスで、セミアン・デンハムが切手の自動販売機を発明し、特許を取りました。これが世界で最初の特許を取った自動販売機として知られています。
※出典/『自動販売機の文化史』集英社新書 鷲巣力・著 P30~
『飲料自動販売機技術発展の系統化調査』 樋口義弘・著
http://sts.kahaku.go.jp/diversity/document/system/pdf/026.pdf

[トリビア7]

日本最古の自動販売機は、切手の販売機である。

[解説]

…1904年、俵谷高七がつくった「自働郵便切手葉書売下機」が日本最古の自動販売機で、2013年に閉館した逓信総合博物館に所蔵されていました。
この自動販売機は切手やハガキを売るだけでなく、郵便ポストの機能も兼ね備えていたといいます。また切手やハガキが売り切れると、「うりきれ」という表示が出るようになっていました。特許を取ったものの、作動の正確さに欠けていたようで、実用化はされなかった模様です。
ちなみにこの俵谷高七は、最初の鉄製郵便ポストをつくった人でもあります。
※出典/『自動販売機の文化史』集英社新書 鷲巣力・著 P78~

あっと驚く「自動販売機」のトリビア30
The Trivia of Vending Machine 30
日本最古の自動販売機を作ったのは俵谷高七という人物。
俵谷は下関の差物職人で主に郵便局の用具を製作していた
(冊子より抜粋)