基本的な考え方

「地域社会が健全であってこそビジネスの成長を果たすことができる」という考えのもと、世界 200 ヵ国以上で事業を展開するコカ・コーラシステム。地域社会に支えられているコカ・コーラシステムにとって、地域のサスティナビリティーは重要なテーマです。コカ・コーラシステムでは、地域の防犯、災害支援、女性の活躍支援、次世代を担う子どもたちの教育支援などの取り組みを通じて地域社会を支援しています。

地域コミュニティーとの関わり

[地域に貢献する自動販売機とルートカー]
コカ・コーラシステムでは、本業を通じた社会貢献の一環として、災害発生時に飲料の提供や物流支援などを行う災害協定提携を、全国において、 2016 年末時点で 1,452※1 締結しており、災害支援型自動販売機の設置を積極的に進めています。お客様にとって身近な自動販売機やルートカーを活用した安全・安心な地域づくりに積極的に協力しています。
2016 年末現在、全国に約 8,000 台設置している災害支援型自動販売機は、地震などの災害発生時に、通信ネットワーク技術を活用した遠隔操作によって、自動販売機に搭載された電光掲示板に災害情報を流したり、本体に残っている飲料を無償で提供することが可能で、緊急時に自動販売機ならではの機能を活用した支援を行っています。
防犯面では自動販売機に住所表示ステッカーを貼付するほか、電光掲示板へ防犯情報を発信するなど警察との連携を進めている地域もあります。さらにボトラー社ごとに、災害支援型自動販売機を通じて NPO や地域の環境保全・地域振興活動の支援に取り組んでいます。
製品の輸送や補充に使われるルートカーでは、走行中に不審な状況や助けを必要とする人を発見した場合の通報・保護に協力するほか、災害時には支援物資の輸送車として稼働しています。※1 ボトラー5社と日本コカ・コーラの提携数合計。市町村、市町村の外郭団体、警察機関を含みます


神奈川県三浦市での海岸清掃活動

2016年10月26日、日本コカ・コーラは「国際海岸クリーンアップ(ICC:International  Coastal Cleanup)」活動の一環として、神奈川県三浦市の三浦海岸で清掃活動を行いました。
三浦海岸は都心から近く、夏の間は海水浴やウインドサーフィンを楽しむ人でにぎわう人気の高い海岸です。三浦市長、市役所の職員の方々をはじめ、NPO法人グリーンバードの職員、コカ・コーラシステムの社員が参加しました。ボトルのキャップ、ビニール袋、タイヤ、大きな金属製の容器など、さまざまなごみを3km に及ぶ砂浜で回収した結果、集めたごみの量は 620kg に上りました。
今回の清掃活動には、過去最多となる 240人のコカ・コーラシステムの社員が参加しました。三浦市長からは、「こうした活動は、地元のコミュニティーだけでなく地域社会にとって有益であり、大変感謝しております。来年もまた三浦市で清掃活動を行っていただければ幸いです」と謝意が示されました。

全肢連への支援

コカ・コーラシステムは、1980 年より 36 年以上にわたり全肢連(社団法人 全国肢体不自由児者父母の会連合会)を支援しています。全国各地の学校や公民館などに、全肢連のステッカー付き自動販売機(全肢連管理)を約 1,400 台以上設置し、毎年その売上金の一部を全肢連・県肢連の活動費に充てています。
全肢連の活動の一つである「ハンドアーチェリー」については広報活動を支援しています。ハンドアーチェリーは、ボードに針の付いていないピンを当て、得点を競うレクリエーションスポーツです。集中力向上の生活体育や、健康増進に役立つ競技で、高齢者のリハビリや障がい者のレクリエーションとして注目されており、世界大会も開催されています。
2016 年 10 月に行ったコカ・コーラ環境ハウス(北海道)の感謝祭では 300 人の地元の方々がゲームを体験しました。また、12 月に大阪で行われた「第1回スペシャルオリンピックス日本ユニファイドサッカー大会」においては、日本コカ・コーラのおもてなしブースにハンドアーチェリーを設置し、約 700 人のアスリートやボランティアが参加しました。

 

 

左:自動販売機に貼る全肢連のステッカー
右:おもてなしブースに設置したハンドアーチェリー

スペシャルオリンピックス日本を支援

ザ コカ・コーラ カンパニーは、知的障がいのある方々の健康とスポーツの推進に取り組む世界最大の組織であるスペシャルオリンピックスの設立パートナーであり、グローバルスポンサーでもあります。日本コカ・コーラでも、1998 年よりスペシャルオリンピックス日本への積極的な支援を継続して行っています。

[日本コカ・コーラの社員がフロアホッケーチームを支援]
2016 年 11 月、北海道栗山町にある「雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス」において、スペシャルオリンピックス日本のフロアホッケーチームが合宿を行いました。日本コカ・コーラ の社員 10 人が、「コカ・コーラアンバサダー活動」※1 の一環として、アスリートの支援のため同チームに同行し、地元教育委員会の協力のもと、福祉介護学校の学生ボランティアとともにチームのトレーニングを応援し、アスリートの夕食サポートを、環境ハウスで手伝いました。また、実際にフロアホッケーも体験しました。 2017 年 2 月 28 日には、日本コカ・コーラのオフィスにスペシャルオリンピックス日本のフロアホッケーチームの代表選手 11 人とコーチ 4 人を迎え2017 年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・オーストリアに向けて、壮行会を行いました。
当日は、壮行会のほかカフェテリアでワークショップも行われ、同社幹部や社員が実際にフロアホッケーを体験し、代表選手とのミニゲームも実施しました。また、ザ コカ・コーラ カンパニーが企画したオーストリアのカサマツの木材でつくった特別な「ハート」に、 3 月 14 日から戦う選手団への激励のメッセージを書き込んで贈りました。このイベントは、コカ・コーラアンバサダー活動の理解促進の機会となりました。
※1 世界のコカ・コーラシステムで働く社員たちによる、カ・コーラ社の信頼性と評価を高める活動です

[第1回全国ユニファイドサッカー大会・大阪を支援]
2016 年 12 月、スペシャルオリンピックス日本では初となるユニファイドスポーツの全国大会として、「2016 年第 1 回全国ユニファイドサッカー大会」が大阪で開催されました。日本コカ・コーラ本社、そして日本コカ・コーラ守山工場の社員が、「コカ・コーラアンバサダー活動」※1 の一環として同イベントへ参加し、約 300 人の参加者へ水分補給や昼食提供の支援を行いました。また、大会に出場する18 チームのマネージャー役を果たすデリゲーションアシスタントリエゾン(DAL:Delegation Assistant Liaisons)として、2 日間にわたりアスリートをサポートしました。
知的発達障がいのある人とパートナー(障がいのない人)でチームをつくり、練習や試合を行い、サッカーを通じてお互いに相手の個性を理解し、まさに支え合う関係を築くきっかけとなるイベントとなりました。大会後、スペシャルオリンピックス日本の理事長 有森裕子氏から、次のようなメッセージを頂戴しました。「今回が初めての単一スポーツによるユニファイドスポーツの大会であったため、大会運営やアスリートとパートナーの競技力などに多くの懸念がありました。大会が成功に終わったのは皆様のご支援のおかげです。心から感謝申し上げます。コミュニケーションとチームプレーによって各試合が盛り上がり、ソーシャルインクルージョンの実現を目指すユニファイドスポーツの可能性を見いだすことができました」。
※1 世界のコカ・コーラシステムで働く社員たちによる、コカ・コーラ社の信頼性と評価を高める活動です

[チャリティランイベント「第 6 回エールラン」に参加]
2016 年 10 月 1 日、スペシャルオリンピックス日本が主催するチャリティランイベント「第 6 回エールラン」が東京お台場で開催されました。コカ・コーラシステム社員 45 人が実際のランナーとして、または運営のサポートボランティアとして参加しました。今年は、お台場の「MEGA WEB」(クルマのテーマパーク)で開催され、参加者はキッズラン、親子ラン、3時間リレー、という 3 種目のランニングを楽しみました。
「第 6 回エールラン」に際して、スペシャルオリンピックス日本の理事長 有森裕子氏より次のようなメッセージを頂戴しました。「貴社の長年にわたるご支援に心よりお礼申し上げます。私は 2002 年からスペシャルオリンピックスに加わり、プロのスポーツ選手としての現役を引退後、2008 年に理事長に就任しました。スペシャルオリンピックスの活動を通じて、知的発達障がいのある子どもたちがスポーツを楽しむ機会がないことを知りました。私自身はアスリートとして可能性を実現し、さまざまな素晴らしい経験を積むことができました。人間はそのような変化を起こせる存在であるのにもかかわらず、知的発達障がいのあるアスリートたちはそうした機会に恵まれていないことを知りショックを受けました。この組織が機会の提供を通じて人々の成長と向上のお役に立てるなら、私は支援を惜しみません」。


 

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