コカ・コーラ教育・環境財団

主要事業活動
公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団は、「日本コカ・コーラボトラーズ育英会」(1970年設立)と「コカ・コーラ教育・環境財団」(1994年設立)を統合し、2つの事業を一元化して運営・推進するために、コカ・コーラビジネスを日本で開始して50周年にあたる、2007年6月に設立されました。「心豊かでたくましい人づくり」を基本理念とし、教育分野での事業を中心に企画提供することで、国際社会が求める青少年の育成と、地域社会を支える人材の育成に貢献します。
1994年に同財団により設置された「コカ・コーラ環境教育賞」は、日本の環境教育の推進に多大な貢献を果たしてきました。過去24年間における団体および個人からの応募総数は、既に2,181団体です。2017年8月「第24回コカ・コーラ環境教育賞」は「雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウス」(北海道夕張郡栗山町)で最終選考会を行い最優秀賞を発表しました。表彰は、小学生および中学生とその指導者を対象に、地域社会に根ざした環境教育・環境保全活動実績を顕彰する「活動表彰部門」と、高校生、高専生および大学生による環境保全・環境啓発に寄与する新しい企画を評価し、具現化を支援する「次世代支援部門」の2部門があります。各部門には最優秀賞が設置され、「活動表彰部門」最優秀賞には30万円の活動助成金、「次世代支援部門」最優秀賞には50万円の企画支援金が贈られます。
2017年の「活動表彰部門」最優秀賞は、「草津市立渋川小学校(滋賀県草津市)」の「ふるさとに誇りや愛着をもつこと」を目的にした活動に決定しました。これは、生物だけでなく身近なくらしや文化、自然とのつながりを地域一体となって学び、全校児童で「渋川ESDミュージアム」を開館し、実践だけでなく学習の成果を積極的に発信する活動です。一方「次世代支援部門」最優秀賞は、「岩手県立遠野緑峰高校草花研究班(岩手県遠野市)」の活動に決定しました。廃棄されるホップの藁から自然に優しい和紙を独自の技術で開発し、地域の教育機関や企業、大学、道の駅などの企業と連携しながら、地元小学校の卒業証書やランプシェードなどへ利用して、地域やホップの魅力を広めるだけでなく、ホップ農家の担い手不足を抑えるきっかけにするものです。
コカ・コーラ教育・環境財団は、環境教育の支援に加え、青少年に対する教育支援活動として「奨学支援事業」を1966年の開始以来51年間継続して支援し、これまでに卒業生は、2,279人にのぼります。


コカ・コーラ 復興支援基金事業活動

  • 国際社会で活躍する人材育成(東北3県岩手県、宮城県、福島県)

2011年3月11日に発生した東日本大震災によって甚大な被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の復興支援のために財団内に設立した「コカ・コーラ 復興支援基金」は、これまでに公立小・中学校への太陽光発電設備の設置助成、高校生・中学生を対象にした「米国・英国でのホームステイ研修プログラム」、高等学校と支援学校へのスクールバスの寄贈など多岐にわたる支援活動を展開してきました。2017年からは、岩手県、宮城県、福島県の高校生を対象に、国際社会で活躍し地域社会へ貢献する人材を育成するための「英語コミュニケーションスキル研修プログラム」を開始しました。岩手県・宮城県・福島県の東北3県では国際的なイベント開催を数年後に控えています。国内はもとより海外からの来訪者をはじめとする国外の人びとに地元の魅力を発信する担い手となる、グローバルな視野とコミュニケーション能力を備えた人材の育成が求められています。そこで「コカ・コーラ 復興支援基金」では、2017年度から3年間にわたり、対象地域の各地方自治体や教育委員会、地元のNPOや大学、企業といった協働パートナーとの連携により「英語コミュニケーションスキル研修プログラム」を実施します。
第1期である2017年度は、岩手県、宮城県、福島県の6校の高校生を対象とし、英語や観光ガイドに関する学習を強化するとともに、外国人スタッフや留学生のサポートを受けながらコミュニケーションスキルの向上を目指すプログラムを実施しました。2017年度には234人が参加し、3年間で1,000人の参加を目指します。
プログラムを通じて、今後開催される国際的なイベントの運営において活躍する地域の青少年を育成すること、そして国際社会で活躍し、地域社会へ貢献する人材を育成すること、ひいては地域の現在のニーズに合った支援プログラムで被災地域の復興を引き続き支援することを目指します。

コカ・コーラ 教育・環境財団
コカ・コーラ 教育・環境財団

 

  • 熊本地震復興支援基金(熊本県・大分県)

 2016年4月14日以降に発生した「熊本地震」被災地域の復興支援活動のため、全国コカ・コーラシステム会社とコカ・コーラシステム社員による寄付金を募り、2016年10月財団内に設立しました。地域に根差した企業として、被災地域の課題を踏まえた支援活動を行うべく調査をし、青少年の生活復興に必要とされる教育施設および学習機会の提供などを実施していきます。

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工場見学

日本のコカ・コーラシステムでは、地域社会のみなさまと直接ふれあい、情報を発信する場として、全国9工場で工場見学を実施しており、2017年は約20万5,000人以上が参加しました。製品の製造工程の見学を中心に、コカ・コーラシステムの歴史や製品の「安全」とお客様の「安心」を守る取り組みや環境対策を紹介しています。コカ・コーラシステムの事業活動について、映像やゲームなども交え楽しみながら学習できる仕組みを展開しているほか、ミュージアムスペースの併設やイベントの開催など、工場ごとに特色ある内容をご提供しています。2016年に見学プログラムをリニューアルしたコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社の東海工場では、タブレット端末を使用し、製造過程について見学コースからは見えづらい部分も詳しく学べるようにしました。また、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社の京都工場では、展示スペースをリニューアルし、宇宙船の中をイメージしたタイムトンネルで1886年に米国アトランタで「コカ・コーラ」が誕生してから現在までの132年の歴史にまつわるめずらしい展示物を紹介しています。大人から子どもまで楽しみながら学んで頂ける施設として刷新しました。


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コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 東海工場 バーチャルプラントツアー/コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 京都工場 タイムトンネル
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 東海工場 バーチャルプラントツアー/コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 京都工場 タイムトンネル

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 多摩工場/みちのくコカ・コーラボトリング株式会社 花巻工場 2016年夏にリニューアルを実施
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 多摩工場/みちのくコカ・コーラボトリング株式会社 花巻工場 2016年夏にリニューアルを実施

 

環境活動

地域で取り組む環境美化・清掃活動

ザ コカ・コーラ カンパニーでは20年にわたり支援している環境NGOオーシャン・コンサーバンシーが主催する国際的清掃ボランティア活動「国際海岸清掃」に参加しています。
日本のコカ・コーラシステムでは1950年代より地域の清掃活動と、清涼飲料の空容器の回収に取り組んできました。1970年代には「こんにちは!美しい日本(Keep Japan Beautiful)」のスローガンのもとで美化清掃キャンペーンを展開し、1998年からは「Yes!リサイクル No!ポイ捨て」を合言葉にテレビCMなどによる空容器リサイクルの啓発を進めてきました。2008年からは街の清掃活動を行うNPO法人グリーンバードを支援しています。毎年、5月30日「ごみゼロの日」には全国30ヵ所以上でコカ・コーラシステムの社員を含むボランティアらとともに各地での清掃活動に参加しています。2017年には茨城県土浦市の霞ヶ浦湖畔での清掃活動にも参加協力を得ました。

霞ヶ浦湖畔での清掃活動の詳細はこちら>

[コカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクト水への取り組み]

日本のコカ・コーラシステムでは、2006年より次世代を担う子どもたちを対象に環境教育・保全プログラム コカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクトを全国のボトラー社とともに継続して実施しています。
このプロジェクトでは、自然観察やゲーム、体験学習を通じて水と森の関わり合いを伝えるほか、コカ・コーラシステムが全世界で取り組む水資源保護活動の一環として水資源涵養につながる植林や間伐などのフィールドワークも行っています。
コカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクトのWEBサイトでは、森の生態系の仕組みや地球温暖化に関する知識を学べる学習ツールを提供しており、教材としても活用できる内容になっています。

「えびの城山 さわやか自然の森」で行った社員による森林保全活動
「えびの城山 さわやか自然の森」で行った社員による森林保全活動

社員による森林保全活動

2017年11月29日には、日本コカ・コーラ代表取締役社長ホルヘ・ガルドゥニョをはじめ、コカ・コーラシステム社員総勢320人が参加し、過去最大規模の植林、間伐、下草刈りを行いました。

(場所:コカ・コーラボトラーズジャパンえびの工場の水源である「えびの城山さわやか自然の森」)

コカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクトの詳細はこちら>

パートナー企業と取り組む環境活動

関東1都5県へ「水」を供給している日本最大級の河川、利根川の源流・水源域にあたる日本製紙グループ所有の群馬県片品村丸沼高原にて、植樹活動を2013年より継続して行っています。日本製紙グループからの参加者とともに、日本コカ・コーラからは社員とその家族、合計約100人で1,000本の苗木を植えます。参加者からは、「コカ・コーラシステムと日本製紙グループの取り組みを実際に体験したことで、森と水の関係について理解が深まりました」などの感想がよく聞かれます。

丸沼高原 2017年の植樹の様子
丸沼高原 2017年の植樹の様子



 



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▼サスティナビリティーレポート2018年度版資料ダウンロードはこちらhttps://www.cocacola.co.jp/sustainability/report/