ワークライフバランス

日本コカ・コーラは、社員の仕事とパーソナルライフの適切なバランス維持を支援しています。その背景には、会社が積極的に推進している「我々の勝利の文化」(Winning Culture)という理念があります。会社としての成長戦略を実現するために、組織風土としてWinning Cultureを醸成することを目的としており、そのために求められる働く姿勢の一つとして、社員に「賢く仕事をする(Work Smart)」ことを推奨しています。社員が主体的に、そして自律的に生産性の高い働き方ができるよう支援することで、仕事とパーソナルライフの好循環を促し、相乗効果の向上を目指しています。具体的には、以下のような施策を進めています。

「最も大事な仕事に取り組む」ためのパフォーマンス・エネーブルメント
社員の時間とエネルギーを「最も大事な仕事」に注力できるよう、毎月最低1回はチームミーティングならびにマネージャーとの1-on-1ミーティングを実施して、組織目標を達成するための業務上の優先事項を明確にすることを励行しています。また、マネージャーは、チームメンバーが効率的に優先事項に取り組めるような業務/職場環境づくりをマネージャーとしての重要な役割として実行しています。

生産性を向上させるためのプロセスや考え方、働き方などを学ぶための機会の提供
日本コカ・コーラでは、以下のような機会を適宜提供し、仕事とパーソナルライフの両立を支援しています。

オペレーショナルエクセレンス:業務を多角的な視点で見直し、無駄を省くプロセスを学ぶことで、仕事の生産性を向上させる。
タイムマネジメント:どこで時間を費やしているかを理解し費やし方を習得する。また、時間を活用させ、ストレスを減らし、“懸命”よりも“賢明”に仕事をすることでの生産性向上を学ぶ。7つの習慣:主体的に優れた成果を出し続けるための「習慣」を学ぶ。
エナジープロジェクト:社員のエナジーレベルを複数の側面から診断し、エナジーレベルを高めるためのアプローチを体系的、実践的に学習する。

フレキシブルワークアレンジメントの推進
柔軟な働き方を促進するために、日本コカ・コーラでは在宅勤務およびフレックスタイムを導入しています。
在宅勤務は、上司と相談の上、週2回を上限に通常の勤務場所(オフィス)ではなく、あらかじめ定めた勤務場所、主に自宅で仕事をすることができます。またフレックスタイムは、1日の規定就労時間である7.25時間内で、始業および終業時刻に、より柔軟性を認める施策を実施しています。これらの導入により、より仕事の生産性を高めることができ、より家族や友人と過ごす時間を持ち、ストレスを緩和し、心身の健康を増進させるような働きがいのある職場をつくることを目指しています。

サバティカル休職制度
会社の事業に関連する自己啓発、コミュニティー活動もしくはボランティア活動への参加を目的とした無給休職として、サバティカル休職制度を導入しています。最長6ヵ月の取得が可能です。

 

社員のキャリア開発

コカ・コーラ社のキャリアは「特別」です。それは、世界の飲料業界のリーダー企業として、社員一人ひとりが世界にインパクトを与える機会があること。すべての社員は、コカ・コーラ社で成功するチャンスがあり、その活躍舞台は日本だけにとどまらず世界に広がっています。コカ・コーラ社のビジネスの成功は、社員一人ひとりが、お客様、お取引先、ボトラー社、地域社会とともに「マジック」を起こして生み出される成果によって成り立っているという強い信念のもと、キャリア開発を進めています。
具体的には、年間を通してマネージャーとメンバーの間でキャリアと能力開発に関する対話を持ち、必要な業務経験や能力を特定し、それらを得るためのプロジェクトやトレーニング等の開発アクションを決め、経験し、振り返り、学びのサイクルを循環させます。全世界で、上級管理職を除くすべてのオープンポジションが公開・公募されており、チャレンジする機会が提供されています。
また、人材のレビューとアセスメントを目的として、「人材開発フォーラム」を定期的に実施しています。組織の主要な役割について後継者育成計画ならびに多様な職務機会を提供するジョブローテーション計画を策定、実施しています。ビジネスの成長と社員の成長が、組織開発計画の実現とともに達成されるような仕組みの運用によってキャリア開発を進めています。

 

社内公募制度

ザ コカ・コーラ カンパニーでは、社員が自主的にキャリアを選択し形成することを支援するための機会の一つとして、社内公募制度を設けています。社員は日本コカ・コーラのオープンポジションだけではなく世界中のオープンポジションを閲覧し、上司の了解を得た上で応募することが可能です。また、求める要件を明確にして人材募集を行うことで、能力開発や経験に対する目的意識を高めることを目指しています。

 

社員教育プログラム

コカ・コーラ ユニバーシティ
日本コカ・コーラでは、仕事を通して学習する機会(On-the-Job Training)と研修などを通して学習する機会(Off-the-Job Training)を適切なバランスで行うことにより社員のキャリア形成と能力開発を支援するという考え方のもと、ザ コカ・コーラ カンパニーが設立した企業内大学「コカ・コーラ ユニバーシティ」を利用した教育プログラムを社員に提供しています。「コカ・コーラ ユニバーシティ」では世界共通のカリキュラムやラーニングパスを職務分野ごとに用意しています。世界中の社員がリーダーシップ研修や独自の能力開発プログラム、全世界共通のWEBサイトでのeラーニングを受講することができます。

毎年、社員や組織ニーズに基づいてプログラムが開発・提供されます。2017年には、下記のような知識・スキルに関する研修が提供されました。

  • キャリア開発
  • ロジカル・コミュニケーション
  • リーダーシップ(階層別)
  • 影響力スキル
  • ピープル・リーダー研修
  • プレゼンテーション
  • 女性リーダーシップ
  • 市場理解

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社員とのコミュニケーション

日本コカ・コーラでは、社員コミュニケーションをビジネスの成長を支える重要な取り組みと位置づけ、年間を通じてさまざまな社内コミュニケーションの機会を設けています。年初には、その年の事業戦略や事業計画を共有し社員の理解を深める全社員会議を実施するほか、社員が国内・海外のシニアマネジメントと直接対話する場として「タウンホール・ミーティング(Town Hall Meeting)」を開催しています。
定期では日本が所属するアジア・パシフィックグループの業績などのアップデートに関する ミーティングが四半期ごとに開催されるほか、ザ コカ・コーラ カンパニーのCEOやシニアマネジメントの来日時にも開催し、重要事項を社員に伝達しています。
このほか、複数の社内コミュニケーションツールや機会を活用し、社員とのコミュニケーションの活性化を図っています。

タウンホール・ミーティング
タウンホール・ミーティング


 

社員のWell-Being

ザ コカ・コーラ カンパニーでは、社員の健全な生活(身体的、精神的、社会的、経済的な面で継続的に良い状態であること)への配慮を重要なテーマとして取り組みを進めています。
日本コカ・コーラでは、社員が生活の4つの領域(身体的、精神的、社会的、経済的)で最高の自分になろうとする気持ちを向上させることができるよう、以下のようなさまざまな活動を提供しています。

身体的(Physical):東京マラソンへの参加サポート、クロスフィットトレーニングクラス精神的(Emotional):禅/瞑想、ヨガクラス
社会的(Social):オフィスハッピーアワー、オープンオフィス(社員の家族を招待)、社員参加型地域貢献活動
経済的(Financial):財務セミナー、保険セミナー

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