基本的な考え方

コカ・コーラシステムでは、製品パッケージは、環境にやさしいと同時に使いやすくなければならないと考え、これを「サスティナブル・パッケージ(持続可能な容器)」と呼んでいます。
2020年までに、持続可能な素材をすべてのコカ・コーラ社製品に採用するため、軽量化や空容器の回収・リサイクル推進の取り組みに加え、PETボトルを使用するすべてのコカ・コーラ社製品に、植物由来の原材料を使用したPET樹脂またはリサイクルPET樹脂を使用したPETボトルを採用することを目指します。
製品パッケージは、使う人にやさしくなければ環境にやさしいことの魅力も半減してしまいます。例えば、軽量化すると強度が落ちる可能性があります。強度が落ちると注ぎにくくなったり、飲みにくくなったり、持ちにくさや、輸送・保管の最中の容器の変形が生じたりします。
私たちは、こういった課題を考慮しつつ、製造時からお客様が購入されてボトルをリサイクルする時まで、すべての段階で容器の軽量化を進めてきました。
そして、「地球と人にやさしい」だけではなく、「ファンタ」で採用している「バブルボトル」「アクエリアス」で採用している「エアーボトル」、「綾鷹」で採用している「湯呑み型ボトル」など、コカ・コーラシステムならではの、FUN(楽しさ)が感じられる製品パッケージ開発も推進しています。「使いやすさ」「環境対応」「FUN」の3拍子が揃った製品パッケージが私たちの目指す「サスティナブル・パッケージ」です。





1つ目の柱:PETボトルにおける石油由来原材料の削減

①容器軽量化と次世代素材

容器の軽量化とさまざまなデザイン

コカ・コーラシステムでは、限りある資源を有効に利用する取り組みとして、製品の容器包装の軽量化を1970年代より進めてきました。軽量化の代表的な例として、天然水ブランド「い・ろ・は・す」の炭酸製品を除く1,020ml以下のPETボトルでは、飲んだ後にしぼりやすい設計が特徴の「ecoるボトル しぼる」を採用しています。

また、2015年より「い・ろ・は・す」の285ml PETボトルで、国内製造初かつ最軽量となる10g 以下となった9.8g のPETボトルを導入しました。このほか、1.5L の炭酸飲料用PETボトルに国内製造最軽量の容器を採用しています。2016年に「綾鷹」は525PETボトルで最軽量となる17gを達成しました。2017年には「2017日本パッケージングコンテスト」(主催:公益社団法人日本包装技術協会)において、パッケージングデザイン賞を受賞しました。
また、つぶしやすさと注ぎやすさを両立した新しい大型PETボトル「ペコらくボトル」を開発。2015年は全2L 製品に導入しました。
「ペコらくボトル」の重量は29g、角柱型のデザインを採用することによって、対角線方向に軽く力を入れるだけで簡単につぶすことができます。また、つぶしやすさに加えて、容器デザインに改良を重ねて注ぎやすさを兼ね備えることに成功しました。対角線方向につぶした後、底を折り曲げたサイズは従来の2L PETボトルに比べて、約半分になります。
「ペコらくボトル」は、「2015日本パッケージングコンテスト」(主催:公益社団法人日本包装技術協会)において、最高賞「ジャパンスター賞」の一つであり、環境適合化への努力が優れていると認められたものに付与される「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞しました。ジャパンスター賞は、2009年に「ecoるボトル しぼる」も受賞しています。
なお、「い・ろ・は・す」の小型PETボトルについては、その革新性、持続可能性、廃棄物の削減といった観点において、過去に、「製品部門 最優秀賞」(平成21年度容器包装3R推進環境大臣賞 主催:環境省)、「農林水産大臣賞」(主催:平成21年度リデュース、リユース、リサイクル推進協議会)、「環境大臣賞」(第19回地球環境大賞、主催:フジサンケイグループ)をはじめ、海外も含めて、多くの賞を受賞しています。


 

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