コカ・コーラの自動販売機

地域貢献型 自動販売機

地震など災害発生時に自動販売機ならではの機能を活用した支援を行います

コカ・コーラシステムでは、本業を通じた社会貢献として災害時における飲料提供協力などに関する自治体との協定をもとに地域貢献型自動販売機の設置を積極的に進めており、2011年12月末時点で全国に6,000台が設置されています。

地域貢献型自動販売機

地震などの災害発生時に、通信ネットワーク技術を活用した遠隔操作によって、自動販売機に搭載された電光掲示板に災害情報を流したり、本体に残っている飲料を無償で提供したりと、緊急時に自動販売機ならではの機能を活用した支援を行うことで、地域社会に貢献するものです。

地域貢献型のコカ・コーラ自動販売機

■自動販売機の設置場所について

この自動販売機は、設置主と該当自動販売機のオペレーションを担当する地域のボトラー社との間で結ばれた「災害支援協定」に基づいて設置されることが多く、無償提供はどのタイミングで誰が判断するのか、といったことは協定の内容によって異なります。

実際の設置場所としては、その公共性の高さから、主に緊急時の避難場所に指定されている地域の学校体育館や公共施設、病院などが中心となっています。

なお、この取り組みを日本で最初に始めたのはコカ・コーラシステムで、2003年3月に埼玉県上尾市役所に三国コカ・コーラボトリング(株)(現コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社)が設置したのが初めての事例となります。これは、三国コカ・コーラボトリング(株)(現コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社)が企業市民として地域の防災対策に貢献する活動の1つとして提案した結果、採用されたものです。

稼働事例

能登半島地震

2007年3月

2007年3月、石川県を襲った能登半島地震の際、北陸コカ・コーラ ボトリング(株)が輪島市役所庁舎内及び輪島市ふれあい健康センターに設置した地域貢献型自動販売機2台が稼動しました。

ふれあいセンターでは3月25日の地震発生の数時間後から30日までの6日間稼動して合計1551本の飲料が、また輪島市役所では26-27日の2日間で796本の飲料が地域の被災者に対して無償で提供されました。

東日本大震災

2011年3月

2011年3月11日に発生した東日本大震災の際には、約400台が稼動し、8万8000本以上の製品の無償提供が行われました。

首都圏においても帰宅困難者の避難施設などで、飲料が無償で提供されました。

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