東京オリンピックと「コカ・コーラ」第4回 あの「傑作ポスター」はいかにして生まれたか

 

 

■「コカ・コーラ」と亀倉雄策の意外な関係

 

■「戦前から現在までを含めて、最高の傑作ポスター」

jp-ja-5-tokyo1964-4-02.png


東京1964オリンピックのエンブレム

jp-ja-5-tokyo1964-4-03.png


東京1964オリンピックの公式ポスター第2号
デザイン=亀倉雄策、撮影=早崎治、フォトディレクション=村越襄
画像提供=アフロ

 

■30テイクの末の“奇跡”

 

■印刷にもこだわり抜き、ようやく完成

 


*1 グラビア印刷……凹版印刷の一種。金属製のローラー状のシリンダーにくぼみをつけて版をつくり、そこにインキを入れて印刷する方法。くぼみの深浅によってインキの量が変わり、濃淡を表すことができる。微細な濃淡が表現できるので、写真画像の再現性が高い。
*2 オフセット印刷……平板印刷の一種。親油性のインキと水が反発する性質を利用した印刷方法で、凹凸のない薄いアルミ製の版を、インキが乗る部分と乗らない部分に加工して印刷する。版についたインキを、ゴム製のブランケットに転写(オフ)してから紙に印刷(セット)することから、オフセット印刷を呼ばれる。版が直接紙に触れないため、摩耗が少なく、大量印刷に適する。

 

<著者プロフィール>
<著者プロフィール>
のじ・つねよし / 1957年東京生まれ。早稲田大学卒業。出版社勤務などを経てノンフィクション作家に。著書に『キャンティ物語』『食の達人達』『プロフェッショナルサービスマン』『高倉健ラストインタヴューズ』『トヨタ物語』などがある。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。