コカ・コーラシステム 日本国内において水資源保護目標を

2年連続で達成

-製造時の水使用量の約2.4倍の水を自然に還元する過去最高記録を達成-

2018年6月28日

 

日本コカ・コーラ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ホルヘ・ガルドゥニョ)と、全国5社のボトリング会社等で構成されるコカ・コーラシステムは、製品の製造に使用する量と同等量の水を自然に還元する水資源保護の取り組み目標を、2017年末時点の実績を以て2年連続で達成しました(※)。還元率は2016年の115%から大きく前進し、このたび過去最高の241%を達成しました(2017年末時点)。

日本のコカ・コーラシステムは、2020年までに水資源の持続可能性におけるグローバル・リーダーになることを目標に掲げる、ザ コカ・コーラ カンパニーの環境目標の一環として、製品に使った量と同じ量の水を自然に還元し、実質的な水使用量ゼロを目指す取り組みに2010年より取り組んできました。「水源を守り、大切に水を使って、キレイに戻す」という考え方の下、製造過程における水使用量削減(Reduce リデュース)、製造過程で使用する水の循環(Recycle リサイクル)、地域の水資源保護(Replenish リプレニッシュ)の 3 つに取り組むことで、2016年には日本全体で還元率が初めて100%を超え(2016年度末時点で115%)、当初の予定よりも4年早く、2020年の目標を達成しました。そしてこのたび、地域の活動パートナーのみなさまの協力の下、2017年末時点の実績を以て、2年連続で目標達成することができました。

日本のコカ・コーラシステムの本件に関する主な取り組みと成果は以下の通りです。

 

水使用量削減(Reduce リデュース)の取り組み
全国のコカ・コーラシステムの工場では、世界共通で導入している独自のマネジメントシステム 「KORE(Coca-Cola Operating Requirements)」の厳しい品質基準を遵守しながら、製造時に使用する水の効率化を進めています。日本のコカ・コーラシステムでは製品1Lを製造するのに平均3.76Lの水を使用していますが(2017年実績)、水使用量削減の取り組みにより、工場全体での水使用効率は過去5年間で約28.4%改善しました。また、洗浄用の水や加熱用の水など、さまざまな工程で使われた水を、RO膜という特殊なフィルターに通して不純物を取り除くプロセスなどを通じて、洗浄・加熱用等に再利用しています。

 

製造過程で使用する水の循環(Recycle リサイクル)の取り組み
コカ・コーラシステムの工場では、容器や設備の洗浄水、冷却水などの排水は、適正に処理した後に下水道や河川に放流しています。国内法で定められた水質基準(水質汚濁防止法など)とコカ・コーラシステム独自のマネジメントシステムの基準を照らしあわせ、より厳しい方の基準によって製造過程で使用する水の循環に取り組み、適正処理された水は必ず、一度工場敷地内の調整槽に蓄えられます。いくつもの工程を経て、適正に処理されていない水が敷地外へ流れ出ないよう、厳しく監視しています。

 

地域の水資源保護(Replenish リプレニッシュ)の取り組み
コカ・コーラシステムでは、国内の工場水源の特定と水源の脆弱性を査定するための調査を実施し、科学的な調査結果に基づき水資源保護活動を計画的に行っています。水資源保護計画に沿った取り組みの結果、全国21のコカ・コーラボトリング工場のうち、現在15の工場で、製品の製造に使用した量と同等量の水を自然に還元する取り組み目標を達成しています。また、コカ・コーラ社製品の水源地にあたる地域の森林を大切に育てて、水を育む環境を作る水源保護活動を、全国25ヵ所の工場水源域で行っています。北海道札幌市の白旗山での植樹や岐阜県恵那市での森林・棚田保護事業の取り組み、熊本県での阿蘇草原再生事業や水田湛水事業への参画など、ボトラー各社の工場水源域内として特定された地域において、それぞれの地域特性に応じた、水資源保護活動を推進しています。

また、北は北海道、南は九州まで、厳選された日本の水源から採水したおいしい日本の天然水ブランド「い・ろ・は・す」では、売上の一部を公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団を通じて、日本の各地で水資源の保護を行っている自治体・非営利活動法人(NPO)に寄付し、その活動を支援する「い・ろ・は・す 水源保全プロジェクト」を展開しています。2017年度は、小売店74チェーン、4008店舗に本プロジェクトにご協力いただき、全国22団体に、「い・ろ・は・す」の売上の一部を寄付し、その活動を支援しました。2018年度は支援先を全国23団体に拡大し、豊かな水を育ててくれる日本各地の森や山々を保護する活動を支援します。

日本コカ・コーラ株式会社技術本部副社長ゼネラルマネジャーのティトイ・フランシスコは、次のように述べています。「日本のコカ・コーラシステムが一丸となり、製品の製造に使用した量と同等量の水を自然に還元する取り組み目標を2年連続で達成できたことを大変誇りに思います。コカ・コーラシステムにとって、持続可能な地球環境への取り組みは大変重要な課題です。ザ コカ・コーラ カンパニーは世界200以上の国でビジネスを展開していますが、どの国にも共通するのは『地域に根差した事業』です。そして、地域のみなさまから愛され、信頼される企業であるためには、社会への責任を果たすこと、そして、持続可能な未来のために地域社会に前向きな変化をもたらせるような企業であり続けなければなりません。製品の製造に使用した量と同等量の水を自然に還元する取り組み目標の達成は、同じビジョンを共有し、高い意識をもってこの取り組みを続けてきたコカ・コーラシステムのすべての従業員、そして、我々の活動に共感してくださった、多くの活動パートナーのみなさまの力によって成し遂げられたことです。私たちはこの歩みを止めることなく、水資源の持続可能性におけるグローバル・リーダーとして、事業の成長と環境負荷削減の両立を目指し、水資源保護にいっそう取り組んでいきます。」

コカ・コーラシステムはこれからも、事業活動を通じお客様に価値を提供するともに、地域社会の一員として、持続可能な地球環境への取り組みにシステム一丸となって取り組んでまいります。

※日本における水使用量の還元の評価は、環境エンジニアリング会社のリンノテック社(LimnoTech)の第三者審査を受け認証されました。

 

コカ・コーラシステムについて
コカ・コーラシステムは、ザ コカ・コーラ カンパニーの日本法人で、原液の供給と製品の企画開発をおこなう日本コカ・コーラと、全国5社のボトリング会社(コカ・コーラ ボトラーズジャパン、北海道コカ・コーラボトリング、みちのくコカ・コーラボトリング、北陸コカ・コーラボトリング、沖縄コカ・コーラボトリング)で構成されています。コカ・コーラシステムが国内で取り扱う製品は50以上の炭酸飲料および非炭酸飲料ブランドにおよび、世界で最も高い評価を得ているブランドである「コカ・コーラ」をはじめ、「コカ・コーラ ゼロ」「コカ・コーラ ゼロカフェイン」「ファンタ」「スプライト」などのグローバル・ブランドのほか、「ジョージア」「アクエリアス」「い・ろ・は・す」「綾鷹」など、日本市場のために開発されたブランドが含まれます。コカ・コーラシステムは、持続可能な地域社会の構築を目指してたゆまぬ努力を重ねており、事業活動による環境負荷の削減、社員のための安全で開かれた職場環境の構築、事業を展開する地域社会における経済発展の促進といった取り組みに力を注いでいます。