『アクエリアス』アクティブシニアの水分補給に関する調査 アクティブシニアの水分補給は「水」「コーヒー」「炭酸飲料」がトップ 約9割がこまめな水分補給を意識するも「塩分補給系飲料」を取り入れている人は3割に満たず アクティブシニアの約4割が「今の水分補給が正しいか、不安」 三宅教授 「汗で失う水分・塩分補給にスポーツドリンクは有効。健康意識を保ち、年々の意識向上を」

2022-04-21

 

 コカ・コーラシステムの熱中症対策飲料売上No.1※1の「アクエリアス」は、熱中症対策には欠かせない水分補給を呼び掛ける啓発活動を行っています。
 今回、体を動かす趣味(運動、散歩、旅行など)を持つ60~79歳を「アクティブシニア」とし、男女100人ずつ、計200人を対象に、「アクティブシニアの水分補給に関する調査」を行いました。趣味や運動を通して日々アクティブに活動するアクティブシニアたちが熱中症対策のために取り入れていることや、水分補給に向けた意識について実態を明らかにしました。
 また、望ましい熱中症対策について、帝京大学医学部付属病院高度救命救急センター長で、熱中症対策に詳しい三宅康史教授にアドバイスをいただきました。

※1 熱中症対策飲料市場における2021年度のブランド別売上実績(TPCマーケティングリサーチ(株)調べ)

アクティブシニアの「水分補給に関する調査」

アクティブシニアの36.5%が「熱中症が不安」。特に「移動・外出時」に不安を感じる
 熱中症になることに不安を覚えると回答したアクティブシニアは36.5%。不安を感じるタイミングは「運動時」(61.6%)よりも、「長時間、外を移動するとき」(67.1%)、「外出をするとき」(63.0%)が多いことが分かりました。

約9割がこまめな水分補給を意識している一方、「塩分補給系飲料」飲用は3割に満たず
 普段からこまめな水分補給を「意識している」人は86.0%に上り、「運動時・外出時に十分に水分補給ができていると思う」と思っている人も78.5%と約8割に上ることから、多くのアクティブシニアが水分補給について自覚的に行っていることがうかがえます。
一方で、屋外での熱中症対策として「塩分補給系飲料を飲む」人は28.5%、屋内ではさらに少なく17.0%でした。

水分補給は「水・ミネラルウォーター」、「コーヒー」、「炭酸飲料」がトップ
 食事中以外での水分補給で飲まれているのは「水・ミネラルウォーター」(49.0%)、「コーヒー」(42.5%)、「炭酸飲料」(38.0%)が多く、「スポーツドリンク」(36.5%)を取り入れている人は比較的少ないようです。

「今の水分補給が正しいか不安」が約4割
 また37.5%が「正しく水分補給を行えているか不安」と回答。適切な水分補給について普段から意識はしていながらも、だからこそ正しい方法を求めているといえそうです。

アクティブシニアの熱中症対策

アクティブシニアの36.5%が「熱中症が不安」。運動時よりも、“移動・外出時”に不安を感じている
 体を動かす趣味を持つアクティブシニアに熱中症になることへの不安を感じているかを聞いたところ、「とても感じている」(5.5%)、「まあ感じている」(31.0%)を合わせて36.5%が熱中症になることへの不安を抱いていることが分かりました[図1]。

 熱中症になる不安を感じるタイミングとしては、「気温が高いとき」(79.5%)が約8割と最も多く、続いて「長時間、外を移動するとき」(67.1%)、「外出をするとき」(63.0%)でした。「運動するとき」(61.6%)よりも移動時や外出時の方が熱中症になる不安を感じる人が多くなっています。

 また、「水分を持っていない・しばらくとれないとき」(53.4%)や、「湿度が高いとき」(43.8%)に不安を感じる人も多い様子が分かりました[図2]。

 

 

『屋外』では96%のアクティブシニアが何かしらの熱中症対策を行っている。
「水分補給をこまめにする」人は86%
 屋外で何かしらの熱中症対策を行っているアクティブシニアは96.0%となりました。その内容をみると「水分補給をこまめにする」(86.0%)が最も多く、水分補給の大切さが広く認識されている様子が分かります。「帽子を被る」(67.0%)、「衣服を工夫する(吸水性・速乾性等)」(43.5%)といった、着衣や素材を工夫して日差しや暑さに対応しているといった声や、「休憩をこまめにとる/凉をとる」(49.0%)、「なるべく日陰にいる」(43.5%)と、屋外にいる際の行動に気を付けている人も多いことが分かりました。こまめな水分補給を意識して行う人が多い一方、「塩分補給系飲料を飲む」(28.5%)人は3割未満に留まっています。[図3-1]

 

 

『屋内』でも96.5%が何かしらの熱中症対策を行っている
 屋内で何かしらの熱中症対策を行っているアクティブシニアは96.5%と、屋外同様、ほとんどのアクティブシニアが該当することが分かりました。屋内でも「水分補給をこまめにする」(85.0%)が最も多く、屋内外に関わらず、熱中症対策のため、こまめな水分補給に取り組む様子がうかがえます。「エアコンを使用する」(69.5%)、「風通しを良くする」(56.0%)、「扇風機を使用する」(54.0%)など、室温調整や風通しで熱中症にならない屋内環境を整えるという人も多いようです。
 しかし、「塩分補給系飲料を飲む」(17.0%)人は2割未満と屋外よりさらに少なく、熱中症対策として塩分補給系飲料を取り入れているアクティブシニアはまだ少ないといえます[図3-2]。

 

アクティブシニアの水分補給実態

86.0%が「こまめな水分補給を意識」し、約8割は「十分に水分補給ができている」と認識
 多くのアクティブシニアが熱中症対策に取り入れている「こまめな水分補給」ですが、普段から意識しているかを聞いたところ、「とても意識している」(23.5%)は5人に1人以上、「まあ意識している」(62.5%)と合わせると86.0%もの人が、水分補給をこまめに行うことを意識していることが分かりました[図4-1]。また、78.5%(「とてもそう思う」、「まあそう思う」の合計)と8割近い人が「運動時や外出時、十分に水分補給ができている」と思っていることが分かりました[図4-2]。

 

 

アクティブシニアの水分補給、「水・ミネラルウォーター」、「コーヒー」、「炭酸飲料」がトップ3に
 こまめな水分補給を行うアクティブシニアが大多数であることが分かった一方、普段、食事中以外の水分補給時に何を飲んでいるのかを聞くと、「水・ミネラルウォーター」(49.0%)が約半数で最も多く、次いで「コーヒー」(42.5%)、「炭酸飲料」(38.0%)が続きました。一方「スポーツドリンク」を水分補給時に飲んでいる人は36.5%と、約3人に1人の割合で、水やミネラルウォーターによる水分補給で十分と考えているアクティブシニアが多いことが伺える結果となりました[図5-1]。

「水・ミネラルウォーター」を選ぶ理由は、「飲み慣れているから」(57.6%)が2位の「飲みやすいから」(37.7%)に19.9ポイントの差をつけて最も多く、「コーヒー」は、「飲み慣れているから」(64.1%)、「味が好きだから」(60.3%)がそれぞれ6割を超えました。「お茶系飲料」も「飲み慣れているから」(62.1%)が最も多い理由として挙げられています。「炭酸飲料」は「味が好きだから」(46.8%)が1位となり、普段から飲み慣れている「水」に加えて、「コーヒー」や「炭酸飲料」が嗜好品として楽しまれている様子がうかがえます。「スポーツドリンク」を選ぶ理由は「健康に良い気がするから」(35.3%)が最も多く、健康意識の高さから水分補給時にスポーツドリンクを選ぶという人が多いことが分かりました[図5-2]。

 

アクティブシニア 正しい水分補給に向けて

約4割のアクティブシニアは、「正しく水分補給を行えているか、不安」
 「こまめな水分補給を意識」し、実施する人が大多数であった一方で、37.5%と約4割のアクティブシニアが「正しく水分補給を行えているか不安に思うことがある」(「とてもそう思う」「まあそう思う」の合計)と回答しています[図6]。

 

 

水分補給に欲しいのは「さっぱり感」、「ミネラルなど栄養成分」。女性は栄養成分とカロリーをより意識
 水分補給にあたって欲しいと思う飲み物を聞いたところ、「さっぱりしているもの」(57.0%)が男女とも最も多くの人が回答。2位の「ミネラルなど栄養成分もいっしょに取れるもの」(全体:45.5%、男性:39.0%、女性:52.0%)は女性の方が13ポイント多く、男女の意識差が現れました。「価格が安いもの」(全体:44.0%、男性:48.0%、女性:40.0%)は男性、「カロリーが低いもの」(全体:37.0%、男性:26.0%、女性:48.0%)は女性の支持が多く、男性は「価格」、女性は「栄養成分とカロリー」を重視する割合が多いことが明らかになりました[図7]。

 

[調査概要]  
●調査期間: 2022年3月30日(木)~3月31日(金) 
●調査方法:インターネット調査                             
●調査対象: 60歳〜80歳の体を動かす趣味(運動・散歩・旅行など)を持つアクティブシニア200人
※本リリース上のスコアの構成比(%)は、小数第2位以下を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%にならない場合もあります。

熱中症対策の専門家 三宅 康史教授に聞く、
アクティブシニアの熱中症対策と適切な水分補給

調査結果を受けて…アクティブシニアは健康志向や熱中症対策への意識が高い傾向
 屋内外でのこまめな水分補給や室内環境を整えている人が多いことなど、「アクティブシニア*」の健康志向や熱中症対策への意識の高さが感じられました。熱中症への不安は「運動時」よりも「移動・外出時」の方が大きいという結果がありましたが、服装やスポーツドリンクなど、しっかりと用意をする「運動時」に比べ、「移動・外出時」には、荷物、交通事情、天候など、違う心配事への対策が増えるため、十分な熱中症対策が難しいのではと感じました。

目覚めのスポーツドリンク、楽しむティータイムなど、体調やタイミングに合った水分補給を
 持病や生活習慣などによって、個々に必要な水分・塩分量は異なります。体重・血圧の変化は、水分・塩分が足りているかを、かかりつけ医が判断できる材料になります。コロナ禍で体温計測を習慣化された方は多いと思いますが、それに加えて毎日同じ時間に体重・血圧を記録すると、持病管理や健康維持につながりますので、おすすめです。
 厳しい暑さが予想される夏、汗をかくと塩分も失います。朝起きてすぐやスポーツで汗をかいた後、水分・塩分を補給できるスポーツドリンクは有効な熱中症対策になります。人気の高かったコーヒーや炭酸飲料を楽しむことに加え、熱中症対策のための水分補給も意識すると良いと思います。

アクティブシニアの熱中症対策
 熱中症で深刻な症状が出るのは高齢の方が多いことは事実です。約4割が「正しく水分補給を行えているか不安」との結果でしたが、調査結果にあるような健康意識の高い生活をされている「アクティブシニア」の方たちは、必要以上の心配はいりません。一方で、年々歳を重ねていくにつれて、意識をより高めていく必要があります。涼しい環境づくり、運動習慣を続け、自分の体に合った水分・塩分補給を心がけて、元気に夏を過ごしていただきたいと思います。

*「アクティブシニア」: 本調査では、体を動かす趣味(運動、散歩、旅行など)を持つ60~79歳と定義

 

三宅 康史(みやけ やすふみ)教授 帝京大学医学部附属病院
高度救命救急センター センター長 帝京大学医学部救急医学講座 教授
1985年 東京医科歯科大学医学部卒業 同年 東京大学医学部附属病院救急部入局、その後 公立昭和病院 脳外科、外科、救急部(ICU)、昭和大学医学部救急医学講座/救命救急センター、さいたま赤十字病院救命救急センターを経て、2003年より昭和大学医学部救急医学講座 准教授、2012年 同 教授、2016年より現職

アクティブシニアの熱中症対策には、ちょうどいい甘さで、すっきり飲みやすい後味、ゼロカロリーでゴクゴク飲める「アクエリアス ゼロ」がおすすめ

 アクエリアスは、1983年の発売から約40年にわたり、カラダの水分バランスを研究し続け、適度な糖分とナトリウムを含むことで、スポーツ時をはじめ日常の様々なシーンの水分補給に適したドリンクブランドです。自分の人生は自分でデザインするこの時代に、前に向かって進み続けていこうとするあらゆる世代の方が、ココロもカラダもいつものコンディションでいられるよう、水分補給で人々の活動をサポートしています。

 アクエリアスは、誰もが、どこでも発症するリスクがある熱中症に、水分補給での対策を啓発しています。意識しなければ思うようにできない水分補給。汗は屋外に限らず、屋内でもかいてしまいます。
 そこで、日常の様々なシーンにおいて、水分に加えてナトリウムも補給できるアクエリアスで水分補給をしながらコンディションづくりを行ってみてください。また、カロリーが気になる方には、ゼロカロリーでゴクゴク飲める「アクエリアス ゼロ」での水分補給をおすすめします。

 

 

◆毎日の水分補給に!「アクエリアス」製品ラインナップ