新たな記念日でスマート節電促進

毎年4月10日は「ピークシフトデー」

使用時間をずらすだけの「ピークシフト※1」で新時代の節電

日中の消費電力量世界最小※2「ピークシフト自販機」の設置進む

日本コカ・コーラ株式会社(東京都渋谷区、 代表取締役社長:ティム・ブレット )は、電力逼迫に対する持続的な対応として、省エネ自動販売機「ピークシフト自販機※3」を開発し、本年1月より全国で設置を進めています。当該自動販売機は、最長16時間もの間冷却用の電力を使わず消費電力を95%削減することで、日中の消費電力量世界最小を実現しました。※2

東日本大震災から2年が経過し、3年目となる夏季の節電時期を迎えます。 コカ・コーラ では、ピークシフトという節電方法は、特に日中の消費電力が高まる夏季において、震災後の日本の電力事情に求められる、使用時間のピークシフトをずらすだけの誰もが簡単に参加しやすい節電方法だと捉えています。

「ピークシフト自販機」を開発し設置を促進している日本 コカ・コーラ は、ピークシフトの認知向上に貢献するため、暖かくなり始める時期である4月10日を「ピークシフトデー」とする記念日の登録を、日本記念日協会※4(代表・加瀬清志)に申請し、認定されました。また、多くの方に覚えていただきやすいよう、4(シフ)と10(ト)の語呂合わせし、ピークシフトの実践を広く皆様に呼びかけて参ります。

今後も日本コカ・コーラは社会とともに生きていく企業として、常に社会のニーズを先取りし、応える努力を続けてまいります。またピークシフトを通じ、夏のピーク時の消費電力の削減を通じ、社会に貢献してまいります。

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※1ピークシフト:電力を効率的に活用するため、昼間の電力消費の一部を夜間に移行し、電力需要の負荷を標準化する仕組み。家電などの対応製品が多く登場している。

※2日中の消費電力量世界最小:25〜42セレ自動販売機において全量をコールドで販売する場合の、7時から23時までの16時間の消費電力量。 日本コカ・コーラ 社調べ

※3ピークシフト自販機:電冷却のための電力使用を、電力使用がピークになる日中から比較的電力に余裕がある夜にシフトし、夏の日中消費電力を95%削減しながら16時間冷たい製品を提供。

※4日本記念日協会:1991年に設立された日本国内の記念日の認定と登録を総合的に行う民間団体。記念日文化の発展を目指し、記念日に関するマーケティング、情報収集と研究、新しい記念日の開発などをてがける。

【参考資料】

ピークシフトについて
米倉誠一郎

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一橋大学イノベーション研究センター教授
南ア・プレトリア大学GIBS日本研究センター所長

研究分野:経営史・イノベーション史
東京生まれ。1977・1979年一橋大学社会学・経済学部卒業
1981年同大学大学院社会学研究科修士課程修了
1990年ハーバード大学歴史学博士号取得
1995年一橋大学商学部産業経営研究所教授、1997年より同大学イノベーション研究センター教授

現在、イノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセス、組織の史的研究を専門とし、『一橋ビジネスレビュー』編集委員長、六本木アカデミーヒルズにおける社会人のための日本元気塾塾長も務める。

【日本経済の健全化のためにも、ピークシフトは大切】

東日本大震災以後、政府による節電要請が実施され、電力不足は一気に社会的な問題となりました。企業や家庭などでは節電が定着し、多くの方々の節電協力によって、計画停電の危機から脱したことも、記憶に新しいと思います。
しかし、日本の経済が健全にまわっていくためには、むやみに電力の使用をやめればいいということではありません。節電のポイントはピーク需要を抑えることにあります。昼間は節電し、夜間に電力を使用することでピークをずらし、全体の電気使用量を抑えるといった「ピークシフト」の考えは、日本経済や国民生活を維持するためにも非常に重要です。
これからは、節電を定着させたうえ、電力をより有効に使う、合理的でスマートな節電のあり方や、国民生活や企業生産力の低下につながらないような節電イノベーションを考えていくことが求められます。

【ピークシフトする=節電所をつくる】

今回、世界で初めて コカ・コーラ が開発したピークシフト自販機は、日本の社会インフラを支える自動販売機が更に進化したもので、それ自体が95パーセントもの節電を実現するいわば節電所のようなものです。今年25,000台のピークシフト自販機を設置するということですが、全国に25,000か所の節電所ができるイメージです。まさに、日本の節電に関してのイノベーションです。今後新興国市場を含めた世界の未来のためにも、このような新しいアイデアや取り組みが拡がっていけばよいと考えています。