コカ・コーラ「ピークシフト自販機」で今夏も継続的な節電に貢献

20136月、計画より早く全国への設置が15000台を突破!

~無理のない節電として「ピークシフト」を68.5%が生活に取り入れたいと回答~


日本コカ・コーラ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ティム・ブレット)と全国12社のボトリング会社等で構成する日本のコカ・コーラシステムは、東日本大震災発生以降、不足する電力事情に対応するため、自動販売機の輪番での冷却停止を実施し、平成24年度省エネ大賞「省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞」を受賞いたしました。また、2012年夏以降も継続して15%の電力削減を継続的に達成しています。さらに、電力需給が逼迫(ひっぱく)するピーク時の電力削減に持続的に貢献する自動販売機として、夏の日中に冷却用の電力を使わず消費電力を95%削減しながら16時間もの間冷たい製品を提供する省エネ自動販売機「ピークシフト自販機」を開発し、本年1月より全国で積極的に設置を推進しています。

当初の計画より早いペースで設置展開が進んだことにより、このたび2013625日をもちまして、「ピークシフト自販機」の全国への設置が15000台を突破しました。


コカ・コーラでは、「ピークシフト自販機」のコンセプトである「ピークシフト」という新しい節電方法の認知向上に貢献するため、毎年410日を記念日化し「ピークシフトデー」と定めるなど、ピークシフトの実践を皆様へ呼びかけて参りました。東日本大震災後5回目となる今夏の節電要請は、節電の数値目標は設けず、利用者に無理のない形で協力を求めています。ただしこれは、家庭や企業で昨年実施した節電行動が継続されることを前提としており、今夏についても引き続き節電への取り組みが必要であることに変わりはありません。

このような状況をうけ、このたびコカ・コーラでは、無理のない節電に大きく貢献する「ピークシフト」について、一般消費者の方々における認知度や受容性を探ると共に、さらに「ピークシフト」の理解と実践の促進を目的に、全国47都道府県の20代~60代男女、約5,000人を対象に調査を実施しました。

今後も日本コカ・コーラは社会とともに生きていく企業として、常に社会のニーズを先取りし、応える努力を続けてまいります。またピークシフトを通じ、夏のピーク時の消費電力の削減に引き続き貢献してまいります。


47都道府県 節電調査

【調査概要】

調査対象:全国の20代~60代の男女  計4,988サンプル
調査方法:インターネット調査
調査期間:2013529日~30

【調査結果サマリー】

1.東日本大震災から3年目の夏、消費者の節電意識は引き続き高い状態が続いている一方で「生活の快適さも必要なのでできるだけ楽に節電したい」という意向も

  • 何らかの節電を実施している人は86.7
  • 1年前に比べ、節電意識が高くなった人は40.2%、変わらない人は56.1
  • 「生活の快適さも必要なのでできるだけ楽に節電したい」人は88.1

2.節電意識が高い人は従来と違う方法で節電を実施する傾向に

全体の実施率との差は

  • 「携帯電話の充電を夜間に行う」 プラス4.2ポイント
  • 「省エネ・節電家電に買い替える」 プラス4.1ポイント
  • 「消費電力の少ない早朝や深夜にまとめて家事を行う」 プラス3.1ポイント

3.節電を無理なく継続するためのポイント

  • 「効果がわかりやすいこと」 64.9
  • 「生活が不便にならないこと」 57.6

4.“無理のない”新しい節電方法「ピークシフト」の認知および高い支持

  • 知っている人は28.5
  • 無意識も含め、行っている人は40.7
  •  “世の中に必要”と支持する人は77.9

5.無理のない節電として「ピークシフト」を今後の生活に取り入れたい人は68.5

  • 行ってみたいピークシフト節電の1位は「携帯電話等の充電を夜間に行う」 53.6


【主な調査結果の都道府県ランキング/上位3エリア】

◎何らかの節電を実施している:

    1位 埼玉県(95.3%)  2位 福島県(92.5%)  3位 山形県・奈良県(91.5%)

1年前に比べ節電意識が高くなった:

    1位 大分県(53.8%)  2位 静岡県(47.2%)  3位 宮城県(46.2%)

◎ピークシフトを知っている:

    1位 千葉県(43%)  2位 栃木県(42.5%)  3位 神奈川県(39.3%)

◎ピークシフトを行っている:

    1位 石川県(55.7%)  2位 佐賀県・鳥取県・島根県(50%)  5位 群馬県(49.1%)

◎ピークシフトは世の中に必要だと思う:

    1位 岡山県(88.7%)  2位 岩手県(84.9%)  3位 宮城県・山口県(84%)

◎ピークシフトを生活に取り入れたい:

    1位 熊本県・大分県(81.4%)  2位 山口県(80%)  4位 鹿児島県(79.4%)

※数値は全て小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります。


1.東日本大震災から3年目の夏、消費者の節電意識は引き続き高い状態が続いている。
一方で「生活の快適さも必要なのでできるだけ楽に節電したい」という意向も。

  • 何らかの節電を実施している人は86.7
  • 1年前に比べ、節電意識が高くなった人は40.2%、変わらない人は56.1
  • 「生活の快適さも必要なのでできるだけ楽に節電したい」人は88.1
20130626_図1


節電行動と意識の現状を把握するため、節電を行っているか、1年前との意識の変化について改めて調査を行いました。
その結果、節電を積極的に行っている人は28.3%、節電を行うよう心掛けている人まで含めると86.7%となり、ほとんどの人が何らかの節電を行っていることがわかりました。(図1)

20130626_図2

また、節電意識の変化については、1年前に比べ「節電意識がとても高くなった」「高くなった」と答えた人の合計が40.2%となり、節電意識が現在も保持されていることがうかがえる結果となりました。(図2)

20130626_図3

節電に関する日頃の考えを聞いたところ、91.6%の人が「できる限り節電に協力したいと思う」と回答。ほとんどの人が節電に協力する意思を持っていることがわかりました。いっぽうで、「生活の快適さも必要なのでできるだけ楽に節電したい」回答した人も88.1%存在しています。節電に協力したい気持ちはあるものの、生活が不便になることは望まない、節電をするならなるべく楽に行いたい、という消費者の本音がうかがえる結果となりました。(図3)


2.節電意識が高い人は従来と違う方法で節電を実施する傾向に。
全体の実施率との差は

  • 「携帯電話の充電を夜間に行う」 プラス4.2ポイント
  • 「省エネ・節電家電に買い替える」 プラス4.1ポイント
  • 「消費電力の少ない早朝や深夜にまとめて家事を行う」 プラス3.1ポイント

では、現在節電を行っている人は、具体的にどのような方法を実施しているのでしょうか。節電を行っている人(n=4327)に聞いたところ、行っている主な節電方法は「使っていない電化製品のこまめな電源オフやプラグオフ77.6%、「エアコンなどの温度設定変更」62.6%、「電化製品を使わない(台数を減らす)」47.7%となっています。それ以外の方法では、「携帯電話等の充電を夜間に行う」25.8%、「省エネ・節電家電に買い替える」25.3%、「消費電力の少ない早朝や深夜にまとめて家事を行う」18.3%となりました。(図4)

20130626_図4

以前より節電意識が高くなった人(n=2007)の節電傾向を探るため、さらに詳しくみていくと、実施している節電方法の順位は全体と変わらないものの、節電意識が高くなったグループでは、「携帯電話の充電を夜間に行う」4.2ポイント、「省エネ・節電家電に買い替える」4.1ポイント、「消費電力の少ない早朝や深夜にまとめて家事を行う」3.1ポイントと、他の節電方法に比べ、全体の実施率との差が出る結果となりました。節電意識が高い人ほど、従来とは違った節電方法を取り入れていることがうかがえます。(図5 下記)


現在行っている節電方法全体との差(ポイント)
携帯電話等の充電を夜間に行うプラス4.2
省エネ・節電家電に買い替えるプラス4.1
消費電力の少ない早朝や深夜にまとめて家事を行うプラス3.1
エアコンなど温度設定を変更するプラス2.9
使っていない電化製品のこまめな電源オフやプラグオフを行うプラス1.1
ソーラー発電など自家発電を導入するプラス1.1
エアコンなど電化製品を使わない(使用する台数を減らす)プラス0.9
その他プラス0.4

3.節電を無理なく継続するためのポイント

  • 「効果がわかりやすいこと」 64.9
  • 「生活が不便にならないこと」 57.6

定着した節電行動を引き続き行っていくために、今夏の節電要請では”無理なく続けられること”が重要な要素として掲げられています。では「無理なく節電を継続するために必要なこと」とはどのようなものでしょうか。アンケートの対象者全員に聞いてみたところ、結果は「効果がわかりやすいこと」64.9%、「生活が不便にならないこと」57.6%に二分される形となりました。
節電の効果をわかりやすく見せることとあわせ、生活が不便にならない節電の方法を広めていくことが、節電を継続するためのポイントになりそうです。(図6)


20130626_図6


4.“無理のない”新しい節電方法「ピークシフト」の認知および高い支持

  • 知っている人は28.5
  • 無意識も含め、行っている人は40.7
  • “世の中に必要”と支持する人は77.9
20130626_図7

コカ・コーラが“無理のない”新しい節電方法として推進している「ピークシフト節電」について、消費者の認知と受容の実態を探るべく質問を重ねたところ、全体の28.5%が知っていると回答(図7)、行っている人は40.7%
(図8※)となりました。

20130626_図8

(※)本設問では、回答者全員に具体的なピークシフト節電の方法を提示し、行っているものを選択してもらいました。そのため、ピークシフトを知らなくても、無意識にピークシフト節電を行っている人も含まれています。

また、ピークシフトへの支持率を測るため、ピークシフトの説明を行ったうえで「世の中に必要かどうか」という観点からアンケートの対象者全員に聞いたところ、77.9%の人がピークシフトを世の中に必要なものと捉えていることがわかりました。(図9)

20130626_図9


5.無理のない節電として「ピークシフト」を今後の生活に取り入れたい人は68.5

次に、ピークシフトの実施意向を探るため、現在ピークシフトを行っていない人(n=2959)を対象に、「生活に取り入れてみたいと思うか」という質問をしてみたところ、68.5%の人がピークシフトを生活に取り入れてみたいと考えている結果となりました。ピークシフトについて知ることで、実際の生活に取り入れてみたいという興味や関心が喚起され、高い支持率を獲得したことがうかがえます。(図10)

20130626_図10

ピークシフトを生活に取り入れたいと思った理由としては、「簡単にできそうだから」「無理なくできそうだから」「楽にできそうだから」、「難しいことではないような気がするから」「楽しくできそう」「意識せずにできそう」といったコメントが多くみられました。ピークシフトが無理なくできる簡単な節電という印象をもたれていることがわかります。


■行ってみたいピークシフト節電の1位は「携帯電話等の充電を夜間に行う」 53.6

ピークシフトの実施意向についてさらに詳しく探るため、ピークシフト節電を生活に取り入れてみたいと答えた人(n=2029)に行ってみたい節電内容を聞いてみたところ、「携帯電話等の充電を夜間に行う」が53.6%、「消費電力の少ない早朝や深夜にまとめて家事を行う」が44.9%と多くの回答を集める結果となりました。無理なくできる簡単なピークシフト節電の代表的な方法として、「携帯電話の夜間の充電」「早朝や深夜にまとめて家事を行う」の2つが支持されていることがわかります。(図11)

20130626_図11


6.知っているピークシフト製品の1位は「自動販売機」 53.7

最後に、ピークシフト機能がついた製品で知っているものについて、何らかのピークシフト製品を知っている人(n=1349)に聞いたところ、53.7%(およそ2人にひとり)が、ピークシフト機能がついた自動販売機があることを知っている結果となりました。(図12)

20130626_図12




■参考資料
【ピークシフトについて】

yonekura



米倉誠一郎

一橋大学イノベーション研究センター教授
南ア・プレトリア大学GIBS日本研究センター所長

研究分野:経営史・イノベーション史
東京生まれ。19771979年一橋大学社会学・経済学部卒業
1981年同大学大学院社会学研究科修士課程修了
1990年ハーバード大学歴史学博士号取得
1995年一橋大学商学部産業経営研究所教授、1997年より同大学イノベーション研究センター教授

現在、イノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセス、組織の史的研究を専門とし、『一橋ビジネスレビュー』編集委員長、六本木アカデミーヒルズにおける社会人のための日本元気塾塾長も務める。

【日本経済の健全化のためにも、ピークシフトは大切】

東日本大震災以後、政府による節電要請が実施され、電力不足は一気に社会的な問題となりました。
企業や家庭などでは節電が定着し、多くの方々の節電協力によって、計画停電の危機から脱したことも、記憶に新しいと思います。

しかし、日本の経済が健全にまわっていくためには、むやみに電力の使用をやめればいいということではありません。節電のポイントはピーク需要を抑えることにあります。昼間は節電し、夜間に電力を使用することでピークをずらし、全体の電気使用量を抑えるといった「ピークシフト」の考えは、日本経済や国民生活を維持するためにも非常に重要です。

今年の夏は数値目標を設けないものの、引き続き無理のない範囲で節電協力を求めることになりました。継続イコール我慢というイメージが伴いますが、これからは、節電を定着させたうえ、電力をより有効に使う、合理的でスマートな節電のあり方や、国民生活や企業生産力の低下につながらないような節電イノベーションを考えていくことが求められます。

【ピークシフトする=節電所をつくる】

今回、世界で初めてコカ・コーラが開発したピークシフト自販機は、日本の社会インフラを支える自動販売機が更に進化したもので、それ自体が95パーセントもの節電を実現するいわば節電所のようなものです。
今年25,000台のピークシフト自販機を設置するということですが、全国に25,000か所の節電所ができるイメージです。まさに、日本の節電に関してのイノベーションです。今後新興国市場を含めた世界の未来のためにも、このような新しいアイデアや取り組みが拡がっていけばよいと考えています。

■都道府県別ランキング

Q.現在、節電を行っていますか?  【単一回答/ n=4988】 (%)

表1_節電


Q.節電意識は1年前と比べて変化しましたか?  【単一回答/ n=4988】   (%)

表2_節電意識


Q.ピークシフトを知っていますか?  【単一回答/ n=4988】   (%)
表3_ピークシフト


Q.ピークシフト節電を行っていますか?  【n=4988   (%)

(注)本設問では、回答者全員に具体的なピークシフト節電の方法を提示し、行っているものを選択してもらいました。そのため、ピークシフトを知らなくても、無意識にピークシフト節電を行っている人も含まれています。

 
表4_ピークシフト節電


Q.ピークシフト節電についてどのような印象をお持ちですか?  【単一回答/ n=4988】    (%)

表5_ピークシフト節電の印象


Q.ピークシフト節電を生活に取り入れてみたいと思いますか?  【単一回答/ n=2959】   (%)

表6_ピークシフト節電生活