文=コカ・コーラ ジャーニー編集部


■マーケティングの天才、ウッドラフ社長の世界戦略

ロバート・W・ウッドラフは、ザ コカ・コーラ カンパニーのビジネスの歴史を語る上で決して欠かすことのできない人物です。彼は、自身の父親のアーネスト・ウッドラフがエイサ・G・キャンドラーから同社を買収した年の4年後(1923年)に、社長に就任。米国全土に「コカ・コーラ」を広めたキャンドラーの後を引き継ぎ、国内のみならず全世界に「コカ・コーラ」を広めました(彼は60年以上にもわたり経営の指揮を執りました)。

ウッドラフはさまざまな局面でビジネスチャンスを見出し、「コカ・コーラ」の海外展開を積極的に推し進めた経営者でした。ザ コカ・コーラ カンパニーオリンピックがパートナーシップを締結したのも彼の慧眼(けいがん)によるもので、1928年のアムステルダム大会で初めて、ザ コカ・コーラ カンパニーはスポンサーを務めました。「コカ・コーラ」は文字どおり、米国の選手団と共に海を渡り、オリンピックデビューを果たしたのです。

ウッドラフの功績は枚挙にいとまがありません。彼は、消費者が家にいるときや移動中でも気軽に「コカ・コーラ」を楽しめるようにと、「コカ・コーラ」ボトルの6本パックなどの新しい販売方法を考え出しました。常に新しい発想で時代を切り拓いたウッドラフの指揮下で、「コカ・コーラ」はビジネス的に大成功したのはもちろん、人々の生活に欠かせない存在となっていったのです。

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第1回:1886年~1892年 http://www.cocacola.co.jp/stories/1886-1892
第2回:1893年~1904年 http://www.cocacola.co.jp/stories/1893-1904
第3回:1905年~1920年 http://www.cocacola.co.jp/stories/1905-1920