コカ・コーラ」グッズで埋め尽くされた『パークシティ・クロージング』の店内

文=ハンナ・ニーマー

 

■ウェスタンスタイルと「コカ・コーラ」の相性は最高!?

「皆さん、『コカ・コーラ』と笑わずに言ってみてください。……できないでしょう?」こう語るのは、ユタ州パークシティで、ウェスタンスタイルの服を販売する『パークシティ・クロージング』の共同オーナー、ダグ・ホリンガーです。

アパレル業界において35年以上の経歴を持つホリンガーですが、“『コカ・コーラ』関連グッズのコレクター歴”も30年を誇る大ベテラン。妻と一緒に最初の店を1994年に開業したとき、彼は「他の店とは違う特別な体験をお客さんに提供するために何ができるだろうか?」と考えました。そして、自身がこよなく愛するウェスタンスタイルと「コカ・コーラ」の組み合わせが最適解だと気付いたのです。

動画:パークシティ・クロージングの「コカ・コーラ」コレクション

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■「コカ・コーラ」グッズはリピーターを生む

ホリンガーは、個人的に収集した「コカ・コーラ」コレクションの一部を店内に飾ることから始めました。それは来店したお客さんと会話が盛り上がるきっかけとなり、「コカ・コーラ」コレクション目当てに訪れるリピーターも続出。現在、ホリンガーが保有する約2,500点のコレクションの中から600点を超えるグッズが、店内の服のラックの合間に所狭しと並んでいます。

ホリンガーは経験上、店を訪れるすべての人が、必ずしも本気で服を買いにきているわけではないということを知っています。一方、「コカ・コーラ」コレクションには誰もが魅了されるのを目にしてきました。「近所の農家から大企業のCEOまで、世界中からありとあらゆる人が店にやってきます。そして全員に、『コカ・コーラ』にまつわる個人的なストーリーがある。そして、そのどれもが素敵なんですよ」とホリンガーは言います。

母親が「コカ・コーラ」の広告モデルを務めていたという男性が、店内で母親の描かれたトレイを見つけたこともありました。彼があまりに感激していたので、ホリンガーはプロのカメラマンにそのトレイの写真を撮影してもらい、彼にプレゼントしたそうです。

女性モデルを起用して描かれたイラスト入りのトレイ

 

では、ホリンガー自身のストーリーとは? 尋ねてみると、「『コカ・コーラ』コレクションを通じて人とつながり、人に喜びを届けられることですね」という答えが返ってきました。

 

■「コカ・コーラ」がつなぐ友情の輪

店内には、コレクションを見て感動した客が、彼にプレゼントしたグッズも多く飾られています。アルジェリアで販売されている「コカ・コーラ」缶も、その一つです。「これをくれたお客さんは、『コカ・コーラ』缶自体は1ドルくらいで買ったんだと思いますが、わざわざ19ドルもの配送料を払って私に届けてくれたんです」とホリンガーは笑います。

また、ホリンガーは、店内に「コカ・コーラ」ロゴ入りの栓抜きを大量に入れた箱を置いています。これは、コレクションに特に強い関心を示した客に、ギフトとして渡すためのもの。「コカ・コーラ」を通して心がつながったことの記念品なのです。

ホリンガーは最後に、こう語ってくれました。「『コカ・コーラ』グッズのおかげで、誰もがお店を出るときには笑顔になっていますし、喜んでまた訪れてくださいます。それでこそ、お店とコレクションを両立させる甲斐があるというものです」。