コカ・コーラ カンパニー(米国本社)アーカイブ庫にて。
筆者のマシュー・ヘップバーン(左)とアーカイブ庫責任者のテッド・ライアン

文=マシュー・ヘップバーン(『コカ・コーラ ジャーニー<英国版>』編集部)

 

■憧れの本社アーカイブ庫に潜入!

こんにちは。『コカ・コーラ ジャーニー<英国版>』の編集を担当している、マシュー・ヘップバーンです。先日私は、はるばる大西洋を越え、アトランタ市にあるザ コカ・コーラ カンパニー(米国本社)に行ってきました。訪問の目的は、デジタルメディア(今みなさまがご覧になっている、このウェブサイトももちろん含まれます)の運営戦略を議論する社内会議に参加するためです。

数日間にも及んだこの会議の合間に、私はザ コカ・コーラ カンパニーの歴代製品や関連アイテムを保管するアーカイブ庫に入りました。ザ コカ・コーラ カンパニーのアーカイブ庫といえば、「コカ・コーラ」ファンなら誰もが一度は訪れてみたいと願う場所。そこに足を踏み入れたわけですから、超夢心地でした。

実際に入ってみたアーカイブ庫は、本当に「コカ・コーラ」ファンにとってのワンダーランドでした。入るとすぐに、延々と続く収納棚の上に所狭しと並んでいる「コカ・コーラ」関連アイテムが目に飛び込んでくるのですが、その光景は「コカ・コーラ」の130年の歴史の重みを感じさせるもので、まさに“圧巻”としか言いようがありませんでした。

そのときの私は、まるでお菓子屋さんにやって来た子どものようでした。収納棚の間を走り回っては目に留まった物を指さし、アーカイブ庫の責任者のテッド・ライアンに詳しい説明を請う……ということを、延々と繰り返したのです。彼は、自身の膨大な知識の中から瞬時に情報を引き出し、どんな質問にも的確に答えてくれました(ライアンは、マニアックな質問を受けることを楽しんでいるようにすら見えました)。私は、そんな彼の知識の豊富さと「コカ・コーラ」愛の深さに、強く感銘を受けました。

私はこの貴重な経験を記憶に刻みつけようと、手元のスマートフォンに何ギガバイト分もの画像や動画を記録しました。これらの画像や動画の中から選んだ私のお気に入りベスト5を、以下にご紹介します。

アイテムその1:「コカ・コーラ」ロゴ入りチューインガム
こちらのチューインガムは1900年代初頭に配布されたノベルティで、スペアミント、ペパーミント、ウィンターグリーンの三つの味が製造されています。ザ コカ・コーラ カンパニーがこのガムを直接お客様に配布したわけではなく、ライセンス契約を結んだフランクリン=カーロ カンパニーという企業が流通を担っていたようです。

私がこれを気に入った理由ですか? そもそも、「コカ・コーラ」ガムが存在したなんて初耳で、とても驚いたからです。みなさんだって、ご存知なかったのではないでしょうか。

 

アイテムその2:大理石づくりの炭酸水製造機
こちらの重厚な大理石づくりの機械は、かつて「コカ・コーラ」を提供していたソーダファウンテン(カウンター形式の喫茶店)で使われていた炭酸水製造機のサンプルです。19世紀にこれを販売していたジョン・マシューズ・コーポレーションの創業者、ジョン・マシューズは、私と同じ英国生まれのアメリカ人。販売していた炭酸水製造機が性能抜群だったことから、彼は「ソーダファウンテン・キング」の異名をとったそうです。

 

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