[トリビア20]

熱帯の芋“マンジョッカ”は隠れた主食。

[解説]
マンジョッカ(キャッサバ芋のこと。トウダイグサ目トウダイグサ科イモノキ属の熱帯低木。粉っぽいサツマイモのような味がする)はブラジル全土で食され、その調理法は数えきれない程です。一般的なのは、フライドポテトならぬフライド・マンジョッカ。おかずやケーキとして調理される他、加工して粉に姿を変えたファリーニャは、主食であるお米や豆の煮込みにふりかけるサイドメニューとして欠かせない存在です。最近、日本でも人気のポン・デ・ケイジョは、マンジョッカの粉にチーズを練り込んだものが本場流。

The Trivia of“Brasil” 30.
——あっと驚くブラジルのトリビアたち(後編)
マンジョッカはタピオカの原料でもあるのです


[トリビア21]

サンパウロのバスや地下鉄には“ボリューミーな人”用の優先席がある。

[解説]
バスの優先席には、車椅子、お年寄り、妊婦さん、幼児を抱いた女性という見慣れたイラストと並んで、巨体の人を描いたものがあります。これ、まさかの“ボリューミーな人”優先表示です。地下鉄では、ホームや車両内に通常の2倍の大きさの椅子が置かれているところも。ときどきカップルが仲良く座っていますが、本当はこれも“ボリューミーな人”用優先席。サンパウロの公共交通機関や劇場などでは、“ボリューミーな人”向け優先席を設けなければならないという州条例があるそうです。

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——あっと驚くブラジルのトリビアたち(後編)
見るからにワイドな優先席


[トリビア22]

ブラジルでは、年越しのドレスコードは“白い服”。

[解説]
ブラジルで大晦日を迎えると、圧倒的に白い服を着ている人が多いことに驚きます。この習慣は、アフリカ系、ヨーロッパ系、先住民系の信仰が組み合わさって生まれたとされ、「白」は純真や平和を意味します。最近は、恋愛の「赤」、お金の「黄」、安定・調和の「緑」などの色も取り込まれ、白地に黄色のロゴ入りシャツを着る青年や、白い服の下に赤い下着をつける若い女性もいます。大晦日は思い思いの願いを衣服の「色」に託す日なのです。

The Trivia of“Brasil” 30.
——あっと驚くブラジルのトリビアたち(後編)
ブラジルでは、大晦日に「白い服」を着る人が多い


[トリビア23]

ブラジル人は、薬局で体重を測る。

[解説]
健康や体形に気を遣うようになってきた最近のブラジル人。それでも、家庭に体重計がある家は珍しく、「体重は外出時に計る」という意識が強いようです。体重計は薬局や大型スーパーに置いてあることが多く、老若男女を問わず、思いついた時に靴を履いたまま無造作に乗ります。「ヤダー、また太っちゃったー!」などと、笑いながら隣にいる家族や友人と目盛を確認する習慣は、日本人には理解しにくいですね。

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——あっと驚くブラジルのトリビアたち(後編)
体形が気になり始めたら薬局へ