■ブラジルの場合『レストランテ・カリオカ』スタッフ、エルトンさん

「“コーヒー牛乳”並に甘くするのがブラジルの飲み方」

世界各国コーヒー事情 「イタリア、ベトナム、ブラジル、アメリカ」編
Coffees in Different Countries

 私がスタッフとして働く『カリオカ』は、元サッカー日本代表のラモス瑠偉がオーナーを務めています。至るところにサインやユニフォームが飾ってあるでしょう? 料理も、シュラスコなど本格的なブラジル料理をそろえています。

 私は日本に来て14年になりますが、自宅でもブラジルの豆を買って飲んでいます。やっぱり、故郷の味が恋しくなるんですよね。日本のコーヒーに比べたら、甘くて飲みやすい印象です。砂糖の甘さという意味ではなく、アロマが深いので、コーヒー本来の甘さが引き立っているんです。

 ブラジルではみんなコーヒーを飲みますよ。あとは「マテ茶」も(笑)。コカ・コーラさんの『太陽のマテ茶』は、かなり故郷の味に近くてうれしいです。

 ブラジル人には、ブラックが好きな人は少ないですね。若者もオジサンも、ミルクや砂糖を必ずといっていいほど入れます。それもかなりの量で、日本人が飲んだら「コーヒー牛乳」かと思うかもしれない(笑)。実は、みんな甘党なんですよね。


ブラジル人の生活に欠かせないインスタントコーヒーは?

 私自身は、日本に来てからブラックも好きになりました。ただ、喫茶店とかで飲めるブレンドコーヒーはちょっと味が薄いかな。もっと濃いほうが私には合いますね。

 ブラジルのコーヒー文化を語るうえで欠かせないのは、『ピロン(PILAO)』というインスタントコーヒーです。これはブラジルで一番売れているインスタントコーヒーで、しっかりコクがあるのに、キレ味はスッキリとしている。どの家庭にも常備されています。

 日本でもブラジル食材を扱っている店には売っていますよ。私も自宅にはいつもそろえていて、日本の友人に振る舞ったりすることがあります。みんな喜んで飲んでくれます。私の奥さんは日本人なのですが、彼女も大好きだと言っています。

 ブラジルはコーヒー豆の産地としても有名。それだけに、みんなコーヒーが好きだし、ほぼ毎日飲んでいる。コーヒーがない生活は、ちょっと想像できないですね。
世界各国コーヒー事情 「イタリア、ベトナム、ブラジル、アメリカ」編
Coffees in Different Countries

 <店舗データ>
レストランテ・カリオカ
住所:東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル2F
TEL:03-5414-1010 HP:http://www.carioca.jp/