温かい春の日差しに包まれた3月29日、横浜市の日産スタジアムで
「COPA COCA-COLA JAPAN 2013」の優勝決定戦が行われました。
いったいなぜ、コカ・コーラ社はこの大会を支援するのでしょうか。
その理由とサッカーで体を動かすことの意義と意味を
元サッカー日本代表の北澤豪さんに語っていただきました。

文=斉藤健仁
写真=松本昇大


決勝は、白熱した好ゲーム


「健康で、ルールを遵守でき、かつ保護者の同意があり、同大会に熱い思いが感じられる」中学生であれば性別や部活などでの活動状況に関係なく誰でも参加可能な国内で最もオープンなサッカー大会=COPA COCA-COLA JAPAN 2013(主催=COPA COCA-COLA JAPAN2013実行委員会、特別協賛=日本コカ・コーラ)の予選は、昨年12月から東西各32チームが参加して行われ、最後まで勝ち残った2チーム(東日本地区代表の『SCH.FC』と西日本地区代表『IRIS生野フレンズ』)がこの日対戦をしたのだった。

 15分ハーフの優勝決定戦は得点を取り合う熱戦だった。手に汗握る展開が続いて前後半30分間をフルに戦っても3-3で決着は付かず、PK戦にまでもつれ込み、結局IRIS生野フレンズが初代王者(PK 3-1)に輝いた。

COPA COCA-COLA JAPAN 2013
——世界で最も開かれたサッカー大会

COPA COCA-COLA JAPAN 2013
——世界で最も開かれたサッカー大会

COPA COCA-COLA JAPAN 2013
——世界で最も開かれたサッカー大会

COPA COCA-COLA JAPAN 2013
——世界で最も開かれたサッカー大会

IRIS生野フレンズ(赤いユニフォーム)と
SCH.FC(白いユニフォーム)の対戦は白熱した好ゲームだった


 コカ・コーラ社が、この大会を実施するのには理由がある。米国アトランタの「ザ コカ・コーラ カンパニー」は「2020Vision」(*)という今後16年にわたっての長期ビジョンを掲げている。そのビジョンの重点分野のひとつに「Active Healthy Living」(AHL)があり、それは、消費者の心身の健康と健全なライフスタイルにつながる情報の提供、正しい水分補給の仕方や食育に関する認知・普及活動の実施、そして、スポーツに親しむ機会を幅広く提供することなどを意味している。

 世の人々が健康であってこそ、清涼飲料メーカーのコカ・コーラ社はビジネスを回していける。その当たり前の現実に着目してのスポーツ支援活動、というわけだ。


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