茶葉を視覚と嗅覚で味わってみる

「宇治・上林記念館」の見学後、高杉さんは製茶工場に移動し、抹茶の製造工程を見学しました。その後、いよいよ「合組」を体験することになりました。合組に先立って、まずは知っているようでなかなか知らない「宇治茶ができるまで」を、同名タイトルのVTRを観ながら上林秀敏代表が解説。

「宇治茶の歴史、そして、お茶の種類やそれぞれのつくり方などを詳しく説明いただいて、これから『合組』を体験するんだという実感が湧きました」(高杉さん)

Coca-Cola Journey Special“Japanese Tea”
老舗茶舗で「世界で一つだけのお茶」をつくってみた

まずはお茶の歴史についてレクチャーを受ける


 解説が終わったら、いよいよ合組の体験です。まずはじめに、高杉さんの目の前に、5種類の茶葉が運ばれてきました。製茶加工される途中の段階の茶葉です。ここから、高杉さんの好みに従って世界に一つだけのオリジナルのお茶を合組していくのです。

Coca-Cola Journey Special“Japanese Tea”
老舗茶舗で「世界で一つだけのお茶」をつくってみた

5種類の茶葉の中から好きな茶葉を選んでブレンドする


「まずは手にとって、ふわっと漂ってくる香りを感じてみてください」と、上林代表。

 高杉さんは、茶葉を手で掴んで、手で触った感触を確認します。そして、そのままの状態で香りを感じます。茶葉に息を吹きかけてかえってきた香りが、実際にお茶をいれたときの香りと似ているのだそうです。

Coca-Cola Journey Special“Japanese Tea”
老舗茶舗で「世界で一つだけのお茶」をつくってみた

茶葉の香りを嗅ぎ分けられてこそ、一流


  5種類の茶葉をいれたお皿には、それぞれ「花」「鳥」「風」「月」「客」という札が記されています。「どんな印象でもいいので、それぞれの茶葉の香りに感じたことを、自分の言葉で表現してみてください」と上林代表。勇躍、茶葉の香りを確認してみたものの、高杉さんは「難しい……」と首をかしげます。なかなかすぐには違いがわからない様子です。

「味や香りを確かめるために、もっと敏感にならなきゃいけないと、本当に悔しく思いました」と、高杉さん。

 この日用意された茶葉は5つでしたが、上林代表は、多い時には1日に600から700種類の「荒茶」を審査、吟味し、実際に仕入れるものを選んでいるそう。この作業を「拝見」と言い、お茶の色合いを確かめるため日光の入り方まで計算してつくられた「拝見場」という場所で、たくさんの茶葉の違いを判断しているとのことです。



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