2017年の今年、創立60周年を迎える日本コカ・コーラ株式会社
それを記念して、日本コカ・コーラの社史と
清涼飲料「コカ・コーラ」の日本市場における歴史を
ご紹介する連載企画の第7回です。
今回は、コカ・コーラ社製品のバリエーションが
どのように増えていったのかを振り返ります。

(連載第1回から読む)

イラスト=宮内大樹

 

2017年7月現在、コカ・コーラ社ではブランド数にして50、製品数にしてなんと800もの清涼飲料を販売しています。これほどのラインナップを展開するに至るまでには、創業直後から製品の多様化に取り組んできた歴史があります。

たとえば、「コカ・コーラ」の場合、1957年(昭和32年)の発売以来、「コカ・コーラ」は消費者の声を採り入れながら、さまざまなパッケージを市場に投入してきました。

日本におけるコカ・コーラビジネスの歴史 第7回 コカ・コーラ社製品の多様化 その1

 

日本で初めて発売されたPETボトル入りの清涼飲料が、「コカ・コーラ」の1.5L PET(1982年(昭和57年)発売)だったということは、ご存知でしたか? 軽くて持ち運びしやすい上に、再栓可能なPETボトルは消費者のニーズにマッチし、この後急速に市場に広まっていきました。

日本におけるコカ・コーラビジネスの歴史 第7回 コカ・コーラ社製品の多様化 その1

 

コカ・コーラ社で販売しているのは、もちろん「コカ・コーラ」だけではありません。
代表的な製品だけでも、こんなにあります。

日本におけるコカ・コーラビジネスの歴史 第7回 コカ・コーラ社製品の多様化 その1

 

コカ・コーラ」に次いで、日本国内で発売された製品は「ファンタ」でした。ドイツで生まれ、米国内でもすでに人気を博していた「ファンタ」は、1958年(昭和33年)という早い時期から日本でも展開されています。

日本におけるコカ・コーラビジネスの歴史 第7回 コカ・コーラ社製品の多様化 その1

 

また、日本には、日本国内にだけ流通している製品がたくさん存在します。たとえば、「ジョージア」も日本市場向けに開発された製品です。
1975年(昭和50年)の日本コカ・コーラ初のコーヒー飲料「ジョージア」の発売は、同社にとってチャレンジングな試みでした。しかし、当初の不安もどこ吹く風で、発売後瞬く間に「ジョージア」ブランドは急成長を遂げていきます。ブラック、微糖、カフェオレといった味のバリエーションだけでなく、パッケージのバリエーションも順調に増えていき、現在「ジョージア」ブランドの製品数は約30にも上ります(*2017年7月現在)

日本におけるコカ・コーラビジネスの歴史 第7回 コカ・コーラ社製品の多様化 その1

 

日本コカ・コーラが取り組んできたイノベーションはまだまだあります。次回は、日本市場向けに開発された「爽健美茶」と「い・ろ・は・す」にまつわるストーリーをご紹介します。

(つづく)

*以前の記事は、こちらからご覧ください。
第1回 「コカ・コーラ」の日本上陸
第2回 日本の消費者と「コカ・コーラ」の出会い
第3回 「コカ・コーラ」事業自由化までの道のり
第4回 事業を発展させた技術革新と営業活動
第5回 「コカ・コーラ」と1964年東京オリンピック
第6回 「コカ・コーラ」の広告ヒストリー
第8回 コカ・コーラ社製品の多様化 その2
第9回 自動販売機の進化史
第10回 コカ・コーラ社の地域貢献活動

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