真っ赤な「コカ・コーラ」ロゴを大胆にあしらった、スタイリッシュなストリートファッションやビーチウェア。街でも海でも目を引くこと間違いなしのこれらアイテムは、ライフスタイルブランド「Kithキス)」とコカ・コーラ社のコラボレーションにより実現したカプセルコレクション(*期間・数量限定の小規模なコレクション)の一部です。2017年8月11日(現地時間)に、米国の店舗とオンラインストアにて発売され、大きな話題を呼びました。

ニューヨーク発の「Kith」は、日本で今まさにブレイク寸前のブランドでもあります。折しも8月25日(日本時間)に、「Kith」のオーナー兼デザイナーのロニー・ファイグが手掛けるアイスクリームバー「KITH TREATSキス トリーツ)」が、東京都渋谷区にオープンしたばかり。ブルックリン、マンハッタン、マイアミに続く4番目の店舗として、フードとファッションの両業界から熱い注目を集めているのです。

それでは、2017年夏を彩る「Kith」×「コカ・コーラ」コレクションの全貌をお見せしましょう。

文=ジェイ・モイエ

■「コカ・コーラ」をまとったストリートファッション

Kith」×「コカ・コーラ」コレクションの特徴は、ノスタルジックな「コカ・コーラ」ロゴとトレンド感あふれるシルエットや素材の組み合わせ。それにより、新しくもあり普遍的でもあるデザインをつくりあげているのです。コラボレーションアイテムはパーカー、Tシャツ、ショートパンツをはじめとする各種メンズ・レディースウェアに加え、水着、ビーチタオル、帽子といった夏向けのアイテムまで、多岐に渡ります。さらには、スニーカーブランドの「コンバース」やクーラーボックスブランドの「YETI」とのトリプルコラボレーションも実現し、多彩なラインナップとなりました。

コンバース」の復刻モデル「チャックテイラー・オールスター’70s」がベースの限定スニーカー

コカ・コーラ」ブランドカラーの赤と白を基調としたビーチアイテム

YETI」とコラボレーションしたクーラーボックス

 

■コレクションのテーマは“パーフェクトな夏”

Kith」と「コカ・コーラ」のコラボレーションは、今回のコレクションで2度目。2016年12月に発表された最初のコレクションは、ニューヨークとマイアミにある「Kith」の店舗で瞬く間に売り切れるほどの人気ぶりでした。その成功を受けて、デザイナーのロニー・ファイグが「コカ・コーラ」のライセンス部門に夏向けのコレクションの制作を持ちかけたのです。

コカ・コーラ ノースアメリカ(北米事業)でライセンス部門のマネジャーを務めるベッキー・アンダーソン曰く、ロニーは真の「コカ・コーラ」ファン。
「彼は『コカ・コーラ』を飲むのが大好きなのはもちろん、ブランドのデザイン哲学やポップカルチャーとのつながりにも深い敬意を抱いてくれています。今回のコレクションは、『パーフェクトな夏』というテーマからロニーがデザインの発想を膨らませたもの。海辺やプールで友人や家族とのんびり過ごす休暇、そばにはキンキンに冷えた『コカ・コーラ』……そんなストーリーと『コカ・コーラ』『コカ・コーラ チェリー』を組み合わせたデザインに、私たちも一目惚れしました」

白地に赤色の「コカ・コーラ」と「Kith」のロゴが映えるパーカーとスニーカー

 

コカ・コーラ ノースアメリカのブランドディレクターを務めるエヴァン・ホロドは、次のように付け加えます。
ロニーとコラボレーションすることに、迷いは一切ありませんでした。私たちは『コカ・コーラ』が世界で最も魅力あるブランドであると自負していますが、ロニーはそんな私たちと変わらぬほどの敬意を、『コカ・コーラ』ブランドに対して抱いてくれています。お互いの熱意が原動力となり、単なるビジネスパートナーを超えた強固な絆が生まれました。だからこそ、このような素晴らしいコレクションを完成させることができたと思っています」

さりげなくダブルネームのタグがついたデニムショーツ


袖に大胆に「コカ・コーラ」ロゴが入ったパーカー

Kith」×「コカ・コーラ」コレクションは8月11日に「Kith」の店舗とオンラインストアで発売されると、ほとんどのアイテムが即完売。コレクションアイテムの購入者には、「Kith」と「コカ・コーラ」のロゴがラベルに入った「コカ・コーラ」の限定ボトルがプレゼントされました。

「Kith」のオーナー兼デザイナー、ロニー・ファイグ

 

■今も昔も、アーティスト魂を刺激する「コカ・コーラ」ブランド

「Kith」とのコラボレーションは、「コカ・コーラ」とポップカルチャーの歴史の延長線上にあるともいえるでしょう。ノーマン・ロックウェルの絵画やアンディ・ウォーホルのシルクスクリーン作品の例を挙げるまでもなく、「コカ・コーラ」ブランドは何十年にもわたって、アーティストたちの想像力をかき立てる存在であり続けてきました。

ホロドは最後にこう語ってくれました。
ロニーにとって、『コカ・コーラ』は人生の一部といえるほどのもの。『コカ・コーラ』に対してとても深い愛情を持ってくれているのです。コカ・コーラ社で働く私たちと同じくらいに、ブランドの価値を理解している彼のような人とのコラボレーションを、私たちは心から楽しんでいます。どの時代にも、『コカ・コーラ』を自分の創作に取り込み、誰も見たことのなかった表現に昇華させるアーティストがいます。ロニーはまさに、そんなアーティストの一人なのです」