文=ミーガン・プリセラク

英国コカ・コーラ社の新しい本社オフィスは、一般のオフィスとはまったく異なる斬新でモダンな設計に特徴があります。約300人の社員は、ハマースミスの旧オフィスからウィンポール・ストリートにあるこの新しいオフィスに移ってきました。
1920年代に建てられた古い様式の建物は、ロンドンのランドマークにふさわしい佇まい。全面改装された約6,100平方メートルのスペースは、4フロアすべてがオープン設計になっており、屋上テラス、最新式のカフェ、各種会議室などが備えられています。

英国コカ・コーラ社のおしゃれオフィスを探訪してみた!

英国コカ・コーラ社のおしゃれオフィスを探訪してみた!

内装を手がけたのは数々の受賞歴を誇る建築家リンダ・モリー・スミス氏で、それは「コカ・コーラ」のアーカイブやポップカルチャーを表示する舞台としての役割を果たしています。建物の正面はエドワーディアン・バロック調ですが、建物の中央に据えられた階段は、モダンな建物の後部とつながっています。

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両面展示ができる特注の壁は3フロアにまで広げることが可能。そこでは、米国コカ・コーラ社のアーカイブとして所蔵されている「コカ・コーラ」オリジナルのコレクションアイテムなど、ブランドの歴史を感じさせるものたちが展示されており、その眺めは壮観そのもの。
初期の広告からおなじみのコンツアーボトルまでが展示される考え抜かれたディスプレイの数々は、「コカ・コーラ」のルーツと今後の展望を見事に物語っています。
内装設計の主任ディレクターであるスミス氏は、このようなユニークなオフィスを手がける機会を与えられ光栄だったと語ります。
「『コカ・コーラ』ブランドの歴史のスケール感を活かすのと同時に、コカ・コーラ社のポジティブなエネルギーも反映させた活気あふれる空間にしました。このオフィスを日常的に利用する人や訪問する人々が、多様性に富んだ部屋やユニークなソーシャルエリアからインスパイアされることを期待しています」

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建物の中心部には、こちらも数々の受賞歴を誇る英国のアーティスト兼デザイナー、スチュアート・ヘイガース氏による見事なインスタレーションが飾られています。
「奇想天外かつパワフルで躍動感にあふれ、エネルギッシュに光り輝き、思わず足を止めてしまうようなインスタレーションをつくりたいと思っていました」とヘイガース氏は話します。
彗星の形をした約6.4メートルの光の彫刻は、8万個を超えるLEDで照らされたアクリルアイス製で、極細ワイヤーによってつり下げられています。

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そして何と言ってもこのオフィスの目玉は、多目的用途の21室の会議室(そのうち、テレビ会議室が9室、静音室が9室)。それぞれの部屋にはファーストクラスの設備が提供されています。

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残りの3室は間仕切りのない空間で、集まった人々同士オープンにアイデアを交換できます。
コカ・コーラの人事部長であるセーラ・ハットンは、「新しいオフィスは、私たち全員がやる気を起こし、互いに協力しながら働ける近代的な職場となっており、それこそ当社が目指していたことでした」と言います。

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人事部長が望むような協働作業がランチタイムにまで持ち越されることになっても、このウィンポール・ストリートのオフィスでなら快適です。

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仕事終わりに会社の仲間と食事をするときでも、忙しい最中に一人で軽食をとるときでも、よく冷えた「コカ・コーラ」を片手におしゃべりをするときでも、働く意欲が駆り立てられる環境です。

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ロフトの屋外テラスにはバーベキュースペースがあり、リラックスした雰囲気で楽しい時間を過ごすことができます。

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さらに、この新オフィスには、再生木材を使用したフローリング、ビル全体に取り付けたLED照明、本社屋に電力を供給する屋上の太陽光パネルなど、サスティナビリティーに配慮した設備が備えられています。このことは、コカ・コーラ社がサスティナビリティーにおいても業界のトップ企業であることを実証しており、最近ではその取り組みが認められSKA Ratingのゴールド評価を獲得しています。
この英国コカ・コーラ社の本社オフィスは、他国のコカ・コーラ社からも「クラス最高」と絶賛されています。
みなさんも、そう思われませんか?