2.恋愛すると女性は「胸キュン」、男性は……?


Q.男性と女性の恋愛観がすれ違ってしまうのは?
これには恋愛における男性と女性の体温上昇のプロセスの違いが関わっています。男性は恋愛をすると血液をカラダの下腹部に集めて、子供をつくりやすい状態に短期的に変化させます。つまり急速に体温が上昇するのですが、興奮状態を長続きさせられません。
しかし、女性は同じように血液を集める必要がなく、恋をすると心臓を中心に上半身の体温が上がります。まさに「女性はハートで恋愛をする」のです。これを「胸キュン」といいますね。でも、男性に胸キュンはない。女性は恋をすると心臓に血液が急に流れこむため「キュン」となる一方、男性は別の部分で「キュン」となるのです。

Q.夏の恋は「熱しやすく冷めやすい」のか?
先ほど、恋愛とは五感によって相手を審査することだといいました。夏の特徴は、そのうち「視覚」と「嗅覚」の審査が容易にできるようになることです。視覚の面では、男女ともに衣服の量が少ないので、お互いの体型を比較的容易に観察できるようになります。さらに、夏場は汗もたくさんかくので、より多く体臭を嗅ぎ合うチャンスもあります。要するに夏場は、ほかの季節よりも「恋愛審査の機会」がたくさんあるのです。だから、恋をしやすい季節であるといえます。冷めやすいのは、視覚と聴覚に審査が偏るのと、恋愛に至る期間が短くなるために、総合的で冷静な判断ができないためといえるのではないでしょうか。

Q.汗のニオイは恋愛にとってマイナス?
必ずしもそうとはいえません。人には「HLA遺伝子」というものがあり、この型が違うほど多様性が多くなり、より強くて丈夫な子孫が残せるという説があります。実は、この遺伝子は体臭に影響しているのです。だから、「体臭の好き・嫌い」は遺伝子レベルでの相性を表している可能性が高い。具体的には、遺伝子の型が近い人の体臭をクサいと感じ、遠い人ほど良い匂いと感じるのです。不健康な生活習慣などによって体臭が強くなっている場合もありますが、カラダ本来の臭いを嗅いで判断することは、かなり重要な審査項目なのです。にんにく、喫煙、強い香水などで体臭を消すことは、この審査にエラーを起こさせて、判断を鈍らせることにつながりますので、なるべく「無臭」でいることが恋愛の場面では重要です。