50%の企業が選択した「おもてなし用の飲み物」は何だ! 

 そこで、今回の本題。いま、企業は、来客者をどのような飲み物でもてなしているのだろう? 無作為選出させていただいた東証1部上場企業50社の広報担当のみなさまに「広報を訪ねてきたお客様に、どのような飲み物を出しているか」というアンケートを実施、回答を集計してみた。その結果から、初代(!?)おもてなし飲み物王が判明したのである。

Coca-Cola Journey Special “Japanese Tea”
東証一部上場企業50社アンケート 
「あなたの会社のおもてなしの飲み物は何ですか?」

 「お茶(日本茶)」強し!  

 なんと、「お茶」が半数以上を占めた。さらに「お茶」の半数が、『綾鷹』などPETボトルだったのも特徴的だった。PETボトルのお茶を出す理由については「便利ですし、味も手で淹れたものに比べて遜色ないほどに美味しくなったから」というご意見が代表的。 

 そして、強豪「コーヒー」を抑えて2位に踊り出たのは「お茶、コーヒー、水などをお好みで選べる」。自動販売機のメニューの中から来客者がお好みで選ぶケースや、中には栄養ドリンクなどの自社製品が選択肢に入るという企業もあった。 

 最近勢いに乗っている「コーヒー」は全体の10%。50社中5社が回答した。「ミネラルウォーター」のみを出す企業は1社だった。 

 6%を占めた「その他」には、打ち合わせの最初にお茶を出し、その1時間後、頭をスッキリさせていただくためにコーヒーを出すという「組み合わせ派」が復数含まれた。また、飲み物を複数用意し「午前中はコーヒー、ランチタイム後の打ち合わせはジャスミン茶」という風に、時間帯に合わせて臨機応変に対応している企業や、「会社に併設しているカフェテリアで好きな飲み物を注文できる」という企業もあった。 

 結果を見る限り、唐の国から帰朝した最澄が日吉茶園にお茶の種をまいてから1200年以上が経った現代においても、日本人にとってのおもてなし=お茶という伝統と文化が脈々と受け継がれてきていることがわかる。「お茶でおもてなし。お酒で歓待」は、日本のビジネスシーンでも不変なようだ。

  

■アンケート協力企業(掲載順不同)
タマホーム株式会社、東建コーポレーション株式会社、三井ホーム株式会社、モロゾフ株式会社、
カルビー株式会社、森永乳業株式会社、日本ハム株式会社、株式会社カカクコム、
株式会社ぐるなび、キッコーマン株式会社、旭化成株式会社、積水化成品工業株式会社、
株式会社ドクターシーラボ、株式会社ワコム、京都きもの友禅株式会社、その他35社

※ご協力ありがとうございました。



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