いつでもどこでも楽しめる、
コンビニエント・アウトドアのすゝめ

スタイリスト/岡部文彦
Happy Outdoor!!
アウトドアをハッピーに楽しむための「新常識10」
岡部文彦おかべ・ふみひこ)/岩手県出身。
2000年メンズスタイリストとして活動した後、
アウトドアウエアメーカーとの企画開発に関わっている。
雑誌『GO OUT』では「外遊び研究所」という連載を持つ。
自身では、農園芸作業着「HARVESTA!」とwebshop「ホームセンターバリカンズ」を運営している。


アウトドア雑誌などで活躍するスタイリストの岡部文彦さん。雑誌『GO OUT』の自身の連載では、日々外遊びを追求し、仲間のクリエーターたちとゲリラ的に町の植え込みにガーデニングを施す「ゲリラガーデニング」を行うなど、積極的に自由な外遊びを推奨しています。また外遊びの楽しみは、ものづくりにも発展。農業や園芸に使えるグッズを開発したり、アウトドアのギアの開発に携わったり、自らの豊かな経験を生かして、アウトドアをさらに楽しくするものづくりを続けています。自由な外遊びを楽しむプロフェッショナルである岡部さんの考えから、アウトドアの未来の常識を探してみましょう。

■新常識6.野宿の寝床はテントやコテージだけじゃない
「僕のアウトドアの原点は、『車中泊』なんです。スタイリストとして独立したときに買ったハイエースで、気心の知れた仲間と車で出かけて、車で泊まれる場所を探しながら旅をしたのが始まりでした。テントを建てるのって、結構大変なんですよ。荷物も多くなるし、そこで数日間過ごせるのならばそのために頑張れるんですが、たとえば1泊しかできないとなると、テントを建てて、またバラすだけでも結構な時間を使ってしまいます。車中泊ならば、寝袋とカセットコンロだけ車に載せて、その土地土地で食材を調達すれば、それだけで楽しめてしまします」

■新常識7.身軽が一番!ウルトラライトパッキングに挑戦
Happy Outdoor!!
アウトドアをハッピーに楽しむための「新常識10」
相模湖のほとりのキャンプ場にて。荷物は必要最低限のものだけパッキングし、
テントサイト外の森の中にハンモックで一泊

「荷物をなるべく少なくして、外に出かけるのがいまの気分です。何が必要なのかは、遊んでいくうちにわかってきて、それもまた楽しい作業ですよね。最近では、U.L.(ウルトラライト)バックパッキング志向の人増えてきていますが、僕はそこまでストイックではないので、荷物を少なく軽くした分、大好きな釣道具を持っていくなど、自分が楽しくなる ギアを足して出かけるってのもアリだと思います」

■新常識8.小さな自然を探して、都会を冒険しよう
Happy Outdoor!!
アウトドアをハッピーに楽しむための「新常識10」
多摩川の河口付近まで自転車で出かけ、
多摩川の空き地でステルスキャンプ

「都会のなかにも、意外と自然は見つけられるものです。僕が好きなのは整備されている公園よりも、ほったらかしにされている道端。下町を歩いていて、道端に伸び放題の雑草が生き生きとしていたりするのを見つけるのが楽しい。先日、子供の友達が自宅に泊まりにきたときには、夜暗くなってから近所の神社まで冒険しに行きました。なんてことのない夜の散歩も子供達にとっては大冒険になったようです」