PM 1:00 荒川車庫前停留所→王子駅前停留所


夏休みこそ、こんな「旅」はいかが?
コカ・コーラ社製品と出かける親子プチ旅行

続いて向かったのは、“飛鳥山公園”。明治6年に上野公園などと並んで日本最初の公園に指定された由緒正しき公園は、都内屈指の桜の名所として知られるほか、園内に三つも博物館があり、都電の旧車両や蒸気機関車のD51も展示されている。「飛鳥山」と「王子駅前」、どちらの停留所からもアクセスが良い公園だけど、オススメは「王子駅前」からのルート。JR王子駅中央改札からすぐの公園入り口から山頂までの高低差18mを2分で結ぶ、“飛鳥山モノレール”(無料)に乗って街並を眺めるだけでワクワク、ちょっとした非日常感を楽しめる。モノレールを降りて桜並木を歩き、巨大な滑り台や噴水で遊んだあとは、以前から息子が行きたがっていた“紙の博物館”へ。1950年(昭和25年)に誕生した同館は、世界でも有数の紙の総合博物館。行ってみたら、毎週土曜・日曜の13:00~14:30に無料で開催されている「紙すき教室」に偶然参加することができ、初めてのハガキづくりに挑戦。さて、息子は誰にどんな手紙を書くのだろう?

PM 3:00 飛鳥山停留所→庚申塚停留所


夏休みこそ、こんな「旅」はいかが?
コカ・コーラ社製品と出かける親子プチ旅行

そろそろ3時。おやつはどこで食べようか? というわけで「飛鳥山」から再び都電に乗り、向かった先は「庚申塚」停留所のホームにある “甘味処 いっぷく亭”。お目当てはもちろん、かき氷! 僕は宇治金時ミルク、息子は抹茶をチョイス。やれやれ、どんな小学2年生だ(笑)。そのボリュームに驚くも、サラサラと口溶け優しいかき氷は、まさしく夏の味。今年、初めてのかき氷をこの店で食べられて、本当に良かった。

PM 4:00 庚申塚停留所→稲荷湯


夏休みこそ、こんな「旅」はいかが?
コカ・コーラ社製品と出かける親子プチ旅行

涼を取り、一息付いたところで再び散策へ出かけることに。「庚申塚」停留所と言えば、おばあちゃんの原宿と呼ばれる巣鴨地蔵通り商店街の入り口。そのまま商店街を下り、“とげぬき地蔵尊”にお参りに行くという選択肢もあったけど、歩いたことのない道を行くというのが、息子と僕の旅のルール。というわけで、逆方面へと歩き、旧中山道・滝野川銀座商店街の外れにある憧れの“稲荷湯”を目指すことに。実はここ“稲荷湯”は、映画『テルマエロマエ』のロケ地にもなった創業100年を超える東京を代表する名銭湯。劇中、主演の阿部寛演じるルシウスが古代ローマから最初にタイムスリップした場所だ。停留所から15分ほど真っ直ぐ歩き、細い路地を右に曲がると煙突と風情ある宮造りの建物が見えてきた。「やっぱり古代ローマとつながってる感じがするね、ちち」とは息子。期待を胸に二人して家紋の入った暖簾をくぐる。昔ながらの銭湯はお湯の温度が高く、子連れには厳しいときもあるのだけれど、2014年に浴室をリニューアルした“稲荷湯”さんは、うれしいことに38℃前後のぬる湯も完備。富士山のペンキ絵を見ながら、息子と入る風呂はやはり格別だ。旅の汗を流し、サッパリしたところで本日の旅も無事終了。さんざん遊んだばかりだというのに、帰りの駅へと向かう途中、「次はどこ行こう?」なんて、もう考えている自分がいる。待ちに待った夏休み! 今度は僕が君を誘う番だ。
[筆者プロフィール]
しばた・たかひろ
編集者/マガジンハウス&Premium』エグゼクティブディレクター。雑誌や書籍の編集をはじめ、広告やweb、イベントのディレクションなど、ファッション・ライフスタイルの領域を中心に幅広く活動している。主な編著書に『Tools』(講談社)、『リサ・ラーソン作品集』『LIFECYCLING』(ともにパイインターナショナル)『柚木沙弥郎 92年分の色とかたち』(グラフィック社)、『ビームスの沖縄』(スペースシャワーブックス)などがある。2015年8月22日(土)から編集を手がけた書籍『恐竜人間』(パルコ出版・谷川俊太郎藤代冥砂下田昌克の共著)の展覧会「大恐竜展」が大阪・梅田ロフトで開催される。
http://magazineworld.jp/premium/

[訪問地URL]
あらかわ遊園
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/yuuen/
ふく扇
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132303/13008441/
都電おもいで広場
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/toden/kanren/omoide.html
飛鳥山公園
http://www.asukayama.jp/stroll/
紙の博物館
http://www.papermuseum.jp/
甘味処 いっぷく亭
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13053840/
稲荷湯
http://news.mynavi.jp/articles/2015/01/15/kitaku/