「コカ・コーラブランドのイメージに合うような、泡が弾けるラグビーを!」
昨シーズン、リーグ14位に低迷した
コカ・コーラ レッドスパークスの
逆襲のシーズンが始まった。
新シーズン、GMの向井昭吾氏は、
どのようなチーム編成で、どのように戦おうと考えているのか。
そして日本ラグビーのこれからを、どのように見通しているのか。
胸の内を聞いた。

文=川端康生
写真=渡辺龍平

「昨シーズンの敗因は、わかっている」

──トップリーグに再昇格して臨んだ昨シーズンは14位でのフィニッシュでした。

向井 不本意でしたね。山口(智史)監督もそうだと思う。もちろん1年間「ジャパンラグビートップリーグ」の下部リーグ(トップキュウシュウリーグ)で戦ったことで、トップリーグと下部リーグのギャップにやられた感じもあります。ストレングス、テクニック、身体のサイズなど、やはりトップリーグは違いますから。

 ただ、チームの地力的にはもう少し上位に行けたと思います。開幕時、主力に負傷者が出てメンバーが揃わなかったこと、アタックを重視し過ぎてディフェンス面に問題があったことなど、敗因を挙げれば色々ありますが、勝てない試合が続き、チーム全体が悪い流れに入ってしまいました。
Coca-Cola Red Sparks, Ready Steady Go!
ラグビー界に維新を。コカ・コーラ レッドスパークスの新たなる挑戦。
向井昭吾GM

──向井さん自身、総監督からGMへと立場を変えたシーズンでもありました。

向井 本当はもっと早く代わるべきだったと思います。僕は2004年にこのチームに来て、2年目にトップリーグに昇格して、その後、4勝、5勝、6勝、7勝と毎年勝ち星を増やしていったのですが、その時期に次の監督にバトンを渡せば、もっとチームは伸びた。チームというのはそういうものです。チーム力が上向いているときに次のチャレンジを始めなければいけない。やはり同じ監督が長くやっているとマンネリ化してきてしまいますから。

 それでも1年で再びトップリーグに戻れた。ここからリスタートです。
Coca-Cola Red Sparks, Ready Steady Go!
ラグビー界に維新を。コカ・コーラ レッドスパークスの新たなる挑戦。

──監督とGMの仕事の違いは?

向井 チームの戦術や戦略など、グランド内のことは山口監督に任せています。僕の仕事は監督が指揮をとりやすいように、戦力を整えること。我々は「3年でトップ4」に入るという目標を立てているので、その実現のためには日本人はもちろん、外国人も含めて才能のある選手を獲得して、チーム全体の力の底上げをしなければいけません。