夏休みといえば、お祭り&花火大会!
出かけるなら、記憶に残る一風変わったイベントや、
今年限定のイベントに参加したいと思いませんか?
そこで今回は、好奇心を刺激する、珍しい「奇祭系」、
歴史に触れる「伝統系」、日本の粋を感じる「風流系」、
そして夜空を彩る「花火大会」など、
ユニークな夏のイベントを総まとめ。
あわせて、「コカ・コーラ」ボトル100周年を記念した
今年限りのイベントもご紹介!
家族や恋人、友人と出かけ、
忘れられないハッピーな夏の思い出をつくってみるのはいかがでしょうか?

文=韓 奈侑blueprint

<奇祭系>

豊浜鯛まつり
7月18日(土)、19日(日)/愛知県知多郡南知多町
ハッピーな夏の思い出づくりはこれで決まり!
“変わり種”夏祭り&花火大会、総まとめ

大きな鯛のハリボテに一瞬で目を奪われるこのお祭り。明治18年頃、豊浜村(当時)にある中洲神社にて、祭に興を添えようと「ハツカネズミ」のハリボテがつくられたのがはじまりで、大正初期には今と同じような「大鯛」になりました。竹と木でつくられる長さ10~18メートルにも及ぶ巨大な骨格に白木綿が巻かれた鯛を、若者たちが数十人がかりで担ぎ、町や海を練り歩きます。初日の夜には、奉納として豊浜花火大会も開催! 迫力たっぷりの尺玉やスターマインは、豊浜の活気の象徴でもあります。

沼田まつり
8月3日(月)、4日(火)、5日(水)/群馬県沼田市
ハッピーな夏の思い出づくりはこれで決まり!
“変わり種”夏祭り&花火大会、総まとめ

沼田まつりでは、須賀神社と榛名神社のみこしの渡御をはじめ、優美華麗な山車(まんど)行列、千人おどり(流し踊り)、子供みこし行列などさまざまな行事が行われます。中でも目を奪われるのは巨大な天狗面面をみこしに仕立てた「天狗みこし」。担ぎ棒の長さ縦8メートル、横3.8メートル、高さ約3メートルにもなるもので、毎年、約300人の“女性だけ”で担がれるという点もあわせて特徴的です。地元地域以外の女性でも申し込みさえすればどなたでも担ぐことができるので、体力に自身のある方は奮ってご参加を。

宇出津あばれ祭
7月3日(金)、4日(土)/石川県能登町宇出津
ハッピーな夏の思い出づくりはこれで決まり!
“変わり種”夏祭り&花火大会、総まとめ

ダイナミックな祭りといえばこちら。「宇出津あばれ祭」は国内外から観光客が多く集まる大規模なキリコ祭で、石川県では無形民俗文化財に登録されている。ちなみに「キリコ奉燈)」とは、巨大な灯籠のこと。この祭りでは、高さ7m、数として40数本のキリコが松明(たいまつ)の火粉の中を乱舞します。キリコが担がれている最中、各家庭では玄関を開けっぱなしにして「よばれ」という風習にそってご馳走が振る舞われ、親戚縁者だけでなく近隣の住民も出入りして、町全体で大規模な宴が開かれます。そして祭のクライマックスには、2基のみこしを海や川、火の中に投げ込み病魔調伏をよろこぶという、非常に勇壮な祭典です。

水止舞
7月14日(火)/東京都大田区
ハッピーな夏の思い出づくりはこれで決まり!
“変わり種”夏祭り&花火大会、総まとめ

水止舞(みずどめのまい)とは、元亨(鎌倉時代末期)の時代にはじまってから680年の歴史を誇る東京都無形文化財の一つ。この祭事が変わっているのは、主となる祈祷の方法。法螺貝を吹く男性二人が分厚い藁の筒にくるまれ、地面に横たわり、行列の先頭に位置し、その後を追う人々が、男性に水をかけながら力いっぱいに転がし、厳正寺に向かって進行するというものです。藁の中の男性は、寺に着く頃には疲労困憊。この藁の筒は、水の神や竜神と関係が深いという“とぐろを巻いた蛇”を表しており、男性が法螺貝を吹くのは、法螺貝の音が「雨よ止んでくれ」と哀願する声を表しているからだそうです。水止の獅子舞が見られるのは全国でもここだけです。

<伝統系>

綴子大太鼓祭
7月14日(火)、15日(水)/秋田県北秋田市綴子
ハッピーな夏の思い出づくりはこれで決まり!
“変わり種”夏祭り&花火大会、総まとめ

「東北地方で最も古い八幡宮」として知られる綴子神社の例大祭。天に届くような大きな音を轟かせて大太鼓が行進し、神社に豊作を祈願します。もともとは雨乞いの儀式で、農業用水の不足に悩んでいた村人たちの手ではじめられました。太鼓の片側だけでも上に4人、下で二人の計12人の鼓手が必要とされ、重量は約2t。直径3.71メートルの太鼓は、ギネスブックに認定されています。当祭りの太鼓打ち鳴らしは、形・音・重さ・鼓手(太鼓の叩き手)数なども含めて日本一の太鼓と言われるほどで、北秋田地方を代表する伝統郷土芸能となっています。

津和野の鷺舞
7月20日(月)、7月27日(月)/島根県鹿足郡津和野町
ハッピーな夏の思い出づくりはこれで決まり!
“変わり種”夏祭り&花火大会、総まとめ

津和野の風物詩といわれる鷺舞(さぎまい)は、約400年前から津和野の弥生神社に伝わる古典芸能神事。鷺舞自体は全国にありますが、この津和野のものが鷺舞の代表格であり、国の重要無形文化財にも指定されています。奉納では、ゆったりとした唄や囃子にあわせて幻想的な装束を身に着けた鷺役の2人が優雅に舞い、見る人を魅了。その後に御囃子が20人ほどの行列となって続き、弥生神社に向かって練り歩きます。鷺の羽根はヒノキ製で15kgにもなるものですが、その重さを感じさせないほどの優美な舞姿は必見です。