軽量で再栓可能なPETボトルは、簡単かつ衛生的に飲み物を持ち運びすることを可能にしました。今や、私たちの暮らしに欠かせない容器の1つです。この便利さを持続可能なものとするために、日本のコカ・コーラシステムでは「容器の2030年ビジョン」を掲げて、PETボトルのリサイクルなど容器のサスティナブル化に取り組んでいます。今回は、私たちの取り組みや考え方について知っていただくきっかけとなるよう、海を愛するサーファーを主人公にしたショートストーリーをお届けします。

文=Coca-Cola Journey編集部
イラスト=平松慶

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

僕は海が好きだ。天気の良い朝には、サーフボードを抱えて海に行く。そして海に出る手前の自動販売機でPETボトルの飲料を買う。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

当たり前だけど、PETボトルは軽いし、飲みかけでもフタが閉められるし、こうして外に出かける時、また波乗りの休憩時の給水にもピッタリだ。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

透明で軽いこのPETボトル、基本的には石油からできているそうだ。石油からつくられる樹脂がPETボトルの原料。この樹脂からは PETボトルのほか、繊維や包装材なんかもつくられるらしい。どれも今や、僕らの生活には欠かせない製品だよね。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

でもその原料である石油は有限の資源だ。最近は、植物由来のPETボトルもつくられているそう。いつも自然に感謝している自分としては、よりエコであるものを選びたいと思っている。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

あっ、なんか手に絡まった、クラゲ!?……と思ったら、ごみ袋か。そういえば、こういうポイ捨てされたプラスチック製品が、ごみとして、海へ大量に流出しているというニュースも見て、ショッキングだった。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

2050年には海の魚の量とごみの重量が同じくらいになるという試算もあるそうだが、それは大変深刻な状況だな。ずっとこの海を楽しみたい……そのためにはどうしたらいいんだろう。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

たとえば、家で飲み終わったPETボトルを捨てる時、きちんとラベルとキャップを分別すれば、PETボトルは回収されてリサイクルされるから、ごみを減らせるよね。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

外ならば、自販機の横にあるリサイクルボックスに捨てればPETボトルは回収される。だけどこのリサイクルボックスにテイクアウトのプラスチックカップなどが捨てられているのをよく見る。本来はそういった一般ごみを捨てるべきものではないので、回収後に一般ごみとPETボトルを手作業で分別しなくてはならないそうだ。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

そうやって回収した使用済みPETボトルを、新しいPETボトルに再生する取り組みが、日本のコカ・コーラシステムでは進められているという。きちんと分別回収されたPETボトルは、ごみではなく、「リサイクル資源」なんだな。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

セブン-イレブンなどで売っている「一(はじめ)緑茶 一日一本」のPETボトルは、使用済みPETボトルから生まれた、100%リサイクルのPET樹脂でつくられているんだって。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

100%リサイクルといっても、見た目も使い勝手も、普通のPETボトルと一緒だな。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

調べてたら、日本のコカ・コーラシステムでは、この「ボトルtoボトル」というリサイクルPETボトルのプロジェクトを推し進めているとのこと。「ボトルからボトルにする」つまり、PETボトルを回収・リサイクル処理したうえで、PETボトルとして再生するということだ。

海を愛するサーファーが考えた「PETボトル」と「容器の2030年ビジョン」のこと

こういった取り組みのことを知ったり、自分で考えて行動したりすること、たとえば回収ボックスに自動販売機の飲料容器以外の「ごみ」を捨てないようするとか、こうして知ったことを友達にもシェアすることとかが、僕が地球のためにできることの第一歩なのかもしれないな、と思う。……明日もいい波がきますように!【FIN】

 

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