2018年8月24日、ザ コカ・コーラ カンパニー(米国本社)は2017年度のサスティナビリティーレポートを発表しました。発表に際し、ザ コカ・コーラ カンパニー最高経営責任者(CEO)ジェームズ・クインシーとパブリックアフェアーズ/サスティナビリティ&マーケティングアセット シニアバイスプレジデント兼チーフコミュニケ―ショーンズオフィサー ビア・ペレスが寄せたメッセージをご紹介します。

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■世界中の期待を背負い、人とコミュニティーと地球環境のために

コカ・コーラ カンパニーが長期的に成長するためには、サスティナビリティー(持続可能性)を考えながら事業を展開していくことが何よりも大切です。当社は成長企業であり、人々の日常の何気ない瞬間を彩るさまざまな清涼飲料を提供する、世界規模の業界リーディングカンパニーです。サスティナビリティーと人権の尊重は、私たちの事業運営の指針であり、地球環境と世界中の地域コミュニティーにとっても絶対に欠くことのできないものです。

コカ・コーラ社が200を超える国や地域で事業を展開し、現地社会に深く根差しながら発展してきたことは、世界をより良くするための影響力を発揮し、アクションを起こす上で大きな強みとなっています。

現在、当社のステークホルダーは、かつてないほど大きな期待を私たちに抱いています。私たちは、世界が直面している課題の解決策を見出し、目に見える形で確実な変化をもたらさなければいけません。当社のサスティナビリティーを巡る取り組みは、従業員、消費者、顧客企業、ボトラー社(*1)、関連会社、政府、NGO、株主といったさまざまなステークホルダーとオープンに対話することで強化されてきました。彼らがもたらす多様な視点は、私たちが世界中で展開する活動の方針や手法を決める上で大きな助けとなっています。

*1 ボトラー社……製品の製造、販売などを担う会社。対し、ザ コカ・コーラ カンパニーは、原液の供給と、製品の企画開発・マーケティングを担う。

ザ コカ・コーラ カンパニーのサスティナビリティーレポート発行にあたり役員たちからのメッセージ

 

■消費者の健康のために糖分を削減

コカ・コーラ社の事業の中心にいるのは消費者です。だから私たちの行動の出発点には常に、「みなさんが求める清涼飲料を提供したい」という熱意があります。成長し続けるためには、消費者のみなさんに愛されるブランドや製品を、これまで以上にニーズに応じて展開していくことが必要です。当社は、どんなライフスタイルを送る方にも選んでいただけるよう、炭酸飲料以外にも、ジュース、茶系飲料、コーヒー飲料、ミネラルウォーターなど、多様な製品カテゴリーに戦略的に投資しています。また、より洗練されたフレーバーの開発、健康機能の付加などを進める一方で、パッケージや製品の選択肢を増やし続けています。

当社は2017年、世界中で300を超える製品に含まれる糖分を減量しつつ、500を超える新製品をさまざまな飲料カテゴリーから発売しました。たとえば、リニューアルした「コカ・コーラ ゼロシュガー」は、2017年に20を超える国や地域で発売されています。米国では無糖炭酸のフレーバーウォーター「Barrilitos Aguas Frescas」を発売しました。また、中南米の大豆系飲料大手ブランド「AdeS」の買収を完了し、他地域への展開を進めています。

ザ コカ・コーラ カンパニーのサスティナビリティーレポート発行にあたり役員たちからのメッセージ

 

■キーワードは「水」「女性」「廃棄物」

私たちは、世界が直面している多くの課題を真剣に受け止めています。中でも、私たちがリーダーシップを発揮している主要な分野は、地域コミュニティーのための安全な水の確保、女性の経済的支援、そして「廃棄物ゼロ社会」をつくる取り組みです。

2017年に、当社はこれまでに引き続き、製品とその製造に使用された水の100%以上に相当する量の水を、コミュニティーや自然環境に還元しました(当社及び独立したパートナーの算定に基づく)。さらに、15年連続で水の使用効率を改善し、2004年と比較して29.3%の効率化に成功しています。

女性の支援を通じたコミュニティー強化の取り組みも、かつてないほどに勢いを増しています。コカ・コーラシステム(*2)が女性起業家を支援するプログラム「5by20(ファイブ・バイ・トゥウェンティ)」では、2017年に66万人を超える女性を支援しました。2010年以来、「5by20」は75ヵ国で240万人を超える女性を支援しています。

*2 コカ・コーラシステム……ザ コカ・コーラ カンパニーとボトラー社、関連会社で構成される。

ザ コカ・コーラ カンパニーのサスティナビリティーレポート発行にあたり役員たちからのメッセージ

さらに、世界が直面している容器由来の廃棄物の問題に対処すべく、当社は「廃棄物ゼロ社会」というビジョンを掲げ、世界中でボトルや缶の設計や製造過程、リサイクルや再利用の方法を見直しています。その根幹をなすのが、「2030年までに、販売する製品の数と同等量の容器を回収し確実にリサイクルを推進する」という野心的な目標です。複数年にわたる投資を通じて、このビジョンを実現していきます。

かけがえのない人類と、私たちの地球のために。

コカ・コーラ カンパニー社長兼CEO ジェームズ・クインシー
パブリックアフェアーズ/サスティナビリティ&マーケティングアセット シニアバイスプレジデント兼チーフコミュニケ―ショーンズオフィサー ビア・ペレス