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夢を通じて成長する子どもたちを応援するプログラム、「アクエリアス 未来への夢はじめよう。」プロジェクト。世界のトップアスリートとの出会いを通じて、子どもたちに、「夢を持つこと」や「目標を持って努力すること」の大切さを伝えています。
今年も、北島康介選手(日本コカ・コーラ所属)をリーダーに迎え、全国から選ばれた小学生150名を対象に、10 月5日~11月2日、福島・山口・北海道の3ヶ所でイベントを開催しました。東日本大震災の被災県での開催は、2011年から4年目となります。各地でたくさんの観客の方にもおいでいただき、各地で熱気を帯びた1日となりました。

<ゲスト選手登場!>
イベントの前半は、北島選手と「夢や目標」について語るトークセッション。 北島選手以外に、サプライズゲストとして、各会場には加藤和選手(福島会場)、立石諒選手(山口会場)、崎本浩成選手(北海道会場)が登場し、観覧席からも大きな歓声が上がりました。北島選手だけでなく、ゲスト選手の皆さんも、ご自身が持っていた夢や目標についての大切さを、それぞれの言葉で子どもたちに伝えてくれました。北島選手からは、「小さな目標をたくさんつくることが大切。」「練習を休まないとか、食事をしっかりとるとか、一つひとつ小さな階段を上っていくことで大きな夢を実現できると思います」と、自身の経験を交えて紹介してくれました。
今年のトップバッターを飾った福島会場では、特別ゲストとして、2009年に旧・針道小学校(福島県二本松市)で開催したプロジェクトに参加した生徒のお二人と、当時の担当教諭であった田村高弘先生も登壇し、北島選手と5 年ぶりの再会を果たしました。「また福島に戻ってこられて嬉しい」と話す北島選手に、田村先生は「学校が廃校になっても、未来は続いていくということを子どもたちに伝えたくて、応募しました*。子どもたちには夢を持って頑張ってほしいと思います」と想いを語りました。
*2009年までは、北島選手が全国の小学校を訪問する形態でした。

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ハイライトは、参加者の中から選ばれた子どもたち3 名が発表する自分の夢の話。
北海道の久保田隼平くんは、「今年の6月に右ひじを脱臼してしまいました。大会の前に4週間も練習をすることができませんでした。こんなに長い間練習できなかったのは初めてで、練習の大切さや楽しさがよくわかりました。小さいときは泣きながら練習していましたが、今は自分の夢がはっきりして、練習にも目的を持って取り組んでいます。」と発表。山口から参加した水田早紀さんは、「夢を今、さがしている途中です。周りの友だちが夢を語っているとあせります。」「まずは、自分自身がしっかりすることから始めようと思いました。」と述べ、北島選手からは「こうやって自分の気持ちをはっきり発表できるのはすごいこと。がんばってほしい。」とエールが贈られました。サプライズゲストの方々も、それぞれの夢に真剣なまなざしで聞き入り、あたたかい応援メッセージをくださいました。
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後半は、世界のアスリートたちから、直接指導を受けるチャンス。冒頭、北島選手を含め駆けつけてくれた選手が泳ぎを披露し、子どもたちは、水中に潜って夢中で見入ります。続いて、各選手が普段から行っているドリルワークが紹介され、参加者全員が、世界で活躍する選手たちから直接指導を受けました。北島選手から「水泳は真っ直ぐ泳げるような姿勢が一番大事。平泳ぎは頭の上の水を掴むように泳ぐことがポイント」とアドバイスも。普段とは一味違う練習に、一生懸命挑戦する子どもたちの姿がかっこよかったです。
水泳教室の締めくくりには、5 チームに分かれた子どもたちと選手チームとのリレーを実施。子どもたちは力を合わせて選手チームに負けないよう一生懸命に泳ぎ、全会場で選手チームを破る快挙! 最後に、勝利チームを表彰し、全員で写真を撮って、今年のイベントは幕を閉じました。参加者を代表して挨拶してくれた福島会場の金子正斗(かねこまさと)くん(小学5 年生)は、「僕の夢は、北島選手のような広い心を持った水泳選手になることです。夢を決して諦めず、半年後、10 年後の目標を設定し、夢を実現させたいと思います。ありがとうございました」と自分の夢と感謝のメッセージを述べてくれました。
プロジェクトからは、一人ひとりに、特製の「金メダル」をプレゼント。この1日の想い出が、いつまでも心の中で、夢にチャレンジする勇気となることを祈っています。参加してくれた子どもたち、保護者の皆様、観覧の皆様、どうもありがとうございました。
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